保護者からの無理なお願いには…
保護者からの要求が理不尽だと感じたら
保護者からの要求の中にはどうしても応えられないものがあります。
とくに、4月のこの時期はそういうものがちょくちょくあったりしますね。
僕は以前、サッカー部の顧問をしていたのですが、いろんな要求がありました。
「休日も面倒をみてください」
「勉強も教えてください」
なんてのは、かわいいもので。
「ソックスが砂だらけで洗濯が大変なので、なんとかしてください」なんてのもありました。
まあ、いろいろあるわけです。
判断が早いことは、いいことばかりじゃないのだよ
さて、新学期になると、「こんな対応をしてほしい」なんて要求、もしくはお願いがあるものです。
そんなとき、ついつい言ってしまう言葉があります。
「それは無理です」
「できません」
たしかに、そうなのだ。
できないことは確かにあります。
「あっ!無理だな」って思うこと、ありますよね。
でもね、その判断をするのは、その場ではないのです。
「それは無理です」と即答すれば、心に残るのは「聞いてもらえなかった」という負の感情です。
「聞いてすらもらえない」のと「聞いてもらえた。けど、ダメだった」では、全然印象は違います。
受け止めて持ち帰る
だからね、まず受け止めるんです。
受け入れなくていいんです。
受け止めるの。
保護者として一番悲しいのはね、聞いてもらえないこと。
「こんな対応してほしい」という要求があったときは、まず受け止めてみる。
そのうえで、僕らにはできることとできないことがあるのだから、よくよく検討し、できないことはできないと伝え、できることを提案する。
この提案するっての大事なの。
「一生懸命考えてくれたんだな」って思うじゃない?
寄り添うってのは、そういうこと。
応援するから応援されるんだよね。
保護者が本当に求めているものは何でしょうか?
要求は満たさずとも、心を満たすことは可能です。
ハッピーな先生になるためのしつもん
保護者の要求の裏に隠されたニーズは何ですか?
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