プロセスを認められた子は伸びるのです♪

子育て 褒め方

プロセスを認めてあげるの♪

プロセスの先に結果があります。

 

結果が出たからといって、

プロセスがよかったとは限りません。


全然勉強していなくても、

思わぬ高得点を取ってしまうこともあります。

 

逆に、

必死に勉強したけれど、

結果は伴わなかった…

ということもあります。

 

ときおり、

点数が取れなかった我が子を見て、

「この子はがんばっていない!」

とおっしゃる保護者に出会います。

 

 

結果だけを見れば、そう見えるのかもしれません。

運よく、

たまたま、

山があたったとか、

記号を適当に書いたら当たったとか、

この単元は得意だったとか、

あるわけです。

 

点数が上がれが努力している!

点数が下がれば努力していない!

と思われたら、子どもたちは辛いです。

苦しいです。

 

ダイエットをしていると、どれだけ努力をしても体重が落ちないときがあります。

そんなとき、「がんばってないんじゃない?」なんて言われたらどうですか?

心、折れませんか?

 

どれだけ営業のお仕事をがんばっても契約が取れないことありませんか?

そんなとき、

「がんばってないんじゃない?」なんて言われたらどうですか?

心、折れませんか?

 

プロセスを認める声をかける

結果が出て喜んでいる子どもには、こう声をかけます。

「素晴らしいね。よく勉強したから結果が出たんだね」

 

結果が出なくて落ち込んでいる子には、こう声をかけます。

「素晴らしいね。結果はともかく、よく勉強していたのは素晴らしいね」

 

うん、どっちも素晴らしいのだよ。

 

結果じゃないんです。

プロセスが大事なの。

プロセスを認めてもらえたらね、結果が出なくても次、がんばれるの。

結果を認められたらね、結果が出ないと、心が折れるの。

 

子どもも大人も同じなの。

そこに違いはないのだよ。

 

 

子どもをハッピーにする大人になるためのしつもん

 この子のがんばっているところは、どんなところですか?

 

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くればやし ひろあき

・株式会社ミナクル組織研究所 代表取締役

・フォロワー10万人の教育系TikTokクリエイター「くれちゃん先生」としても活躍中。人間関係や教育についての動画を配信

・1978年、愛知県生まれ。16年間公立中学校の教員として3,000人以上の子どもたちを指導。名古屋市内で最も荒れた中学校で生徒指導の責任者を務め、その後、文部科学省から上海に派遣され、当時世界最大の日本人学校であった上海日本人学校の生徒指導部長を務める。

・互いの「ものの見方や感じ方の違い」を理解し合うことで、他者に寛容な社会を実現したいと願うようになり、2017年独立。

・独立後は、教員時代の経験を活かし、全国の幼稚園や保育園、学校などで保護者向け講演や教職員研修を行う。2018年・2019年には、100人のボランティアスタッフを束ね『子育て万博』を主催。今年10月にパリコレクションのキッズ部門を日本に誘致して開催された『Japan Kids Fashion Week2021』において、全体計画及びキッズモデル・ボランティアスタッフ総勢150名のマネジメントを担当。

・2020年11月、「スタッフみんなが、明日も生き生きと来る!」を理念に、株式会社ミナクル組織研究所を設立。経営者、教職員、スポーツ指導者など、組織のトップや人を指導する立場の人たちから依頼を受け、人間関係づくりやチームづくりに関する講演や企業研修、教職員研修を行っている。経済産業省の事業再構築事業として人材分析システムを開発中。