学級にグランドルールを設ける
僕の学級のグランドルール
「学級がうまくいかない」
そんな悩みを抱えている先生に、一つアイディアを贈りますね。
僕の学級では今、「ハッピーな教室を育てる7つのやくそく』という巨大な掲示物を前方に掲示しています。
・誰かが喜んでくれることを自分の喜びとします。
・この教室がみんなの居場所になるように心を配ります。
・級友の言葉や行動を受け止め、認め、許し、愛します。
・すべての声を、耳と目と心で聴きます。
・今日会えたことの喜びを「おはよう」で伝えます。
・「ありがとう」を言葉と振る舞いで伝えます。
・当たり前のことを、当たり前に行います。
※ このまま使っていただいて構いません。
他には何も掲示しません。
あえて、子どもたちの瞳にパッと飛び込むスペースには、この『ハッピーな教室を育てる7つのやくそく』しか掲示しないことにしています。
これまで「10の心得」「10ヶ条」などをつくってみましたが、今年は精選して「7つのやくそく」にしてみました。
ポイントは、よく見える文字の大きさで、学級担任として大切にしたいことを、できるだけシンプルな言葉で伝えることです。
届けたいものだけをシンプルに届ける
余分な掲示物を貼らず、本当に伝えたいことだけを届けます。
前に貼るのは、これだけです。
ごちゃごちゃさせない。
貼ればいいってもんじゃないから。
シンプルに届けたいことを届けるのです。
「このやくそくだけは守ってほしい。
これはみんながハッピーに暮らすためのグランドルール。
鉄の掟。
心得なんだ。
みんなに素敵な学級を育ててほしいの。
素敵な学級を育てるのはね、先生じゃないの。
みんななの。
この教室はね、みんなの教室なの。
先生はそれを見守り、困っていたら助けるのが仕事なんだ。
助けてもらうのはOK。
でもね、頼るんじゃないよ。
依存するんじゃないよ。
僕は、みんなを信頼してるから」
最大サイズでグランドルールを掲げてみてください。
一年間、このグランドルールが学級経営の基盤になっていきます。
ハッピーな子どもを育てる大人になるためのしつもん
どんなグランドルールを学級に設けますか?
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