掲示物に仕事をさせる

働き続ける掲示物
学級経営において大切なこと。
それは『経営者』になることです。
経営者になることで、「非クリエイティブ」なルーティーンワークを手放し「クリエイティブ」な仕事、仕組みづくりをより進めることができます。
『仕組み』ができることで、時間という資産が生まれます。
この好循環が「ハッピーな先生」には必要です。
「ハッピーな教室」運営には『掲示物』の有効活用が欠かせません。
掲示物というのは、大変働き者です。
彼らは休むことなく、朝から晩までず〜っと働き続けています。
僕は教室の一番大きな掲示板に「10ヶ条」なるものを貼っていました。
「提出物は提出期限の1日前に出す」
「あいさつは、相手に伝わるようにする」
なんていうのが10個ありました。
それが、一番大きな掲示板丸ごと埋めていました。
その掲示物は、
僕が何も言わなくても
365日24時間、
僕の願いを伝え続けてくれました。
その他の掲示物にも、一つひとつ仕事を与えていました。
意味のない掲示物はどんどんリストラされていきます。
掲示物は見た目ではなく、「仕事ぶり」で評価します。
掲示物業界は、非常に厳しい世界なのです。
掲示物に意味をもたせるだけでも、先生が手放せることは増えます。
もちろん、バランスは大切です。
あまり「注意書き」だらけの教室では、息が詰まりますからね。
ハッピーな先生になるためのステップ
掲示物という優秀な従業員に仕事をさせる
