専門家に相談する。ところでその人、専門家?
塾の先生の言葉に心を痛めたお母さんのお話
あるところに、旦那様の海外赴任が決まり、とある国に渡航するご家族がいらっしゃいました。
塾に相談したところ、塾の先生からね、猛反対されたんだそうです。
海外に住んだら、お勉強が遅れ、受験に乗り遅れ、もう人生真っ暗なんだそうです。
子供のことを思ったら、単身赴任すべきなんだそうです。
なるほどな…。
海外に住んだこともないのに、そのような勝手な想像で、あたかも「教育の専門家」であるかのようにアドバイスをする。
無知は罪だな。
この春、上海時代の教え子たちが高校を卒業しました。、
続々と東京大学、早稲田大学、立命館大学、ICU、学習院などなど、入学を決めたというフェイスブック投稿の記事をたくさん目にしました。
高校生になる子どもたちも、続々と全国的に有名な学校への入学を決めていきました。
勉強するのは本人。
それに、日本人学校は日本の教科書で授業をします。
先生も各都道府県の教育委員会で選ばれ、文部科学省の面接もクリアした先生方です。
学習塾も結構進出していますし、今はネット環境さえあればいろんな方法で学べます。
僕が一緒に仕事をさせていただいた先生方は、いわばスペシャルな先生ばかりでした。
そもそも、「この人、ちょっと困ったな…」ってタイプの先生は一人もおりません。
もうね、それだけでもすごいこと。
それにね、海外で暮らすってのは子どもにとって、他に代え難い時間になります。
日本中、世界中に仲間ができます。
なによりね、家族ってのは、みんな一緒に暮らすのがやっぱりいいですよ。
とくに、思春期。
子どもにとっても、お母さん自身にとってもね。
だからね、そりゃチャンスだよ!…と僕は背中を押したい。
無知って恐ろしいなぁって思います。
前述の塾に相談したご家族が赴任する国もね、たくさんの日本人が住んでいて、ちゃんと日本人学校もある地域だそうです。
今の時代、実際にその地域で暮らすご家族とつながることは、それほど難しいことではないでしょう。
現地の教育事情はね、ニセモノの「教育の専門家」ではなく、現地で暮らす方に相談をされてみるのがいいですよ。
専門家とは、圧倒的に◯◯を出している人
困ったときに相談する相手がいることは、大変頼もしいものです。
ところが、相談相手を間違えると大変なことになってしまいますね。
僕らは相談しやすいところに、相談しがちです。
気心の知れた人に相談しがちです。
相談に乗ってくれる人に相談しがちです。
でも、一番大切なのはね、相談すべき相手に相談することです。
モテない男子高校生が二人して、「どうやったら彼女ができるかな?」って相談したって、結果は出ないでしょ?
たとえば、児童生徒の行動でちょっと困ったなって思うことがあったとき、僕が相談相手に選ぶのは特別支援教育に携わってこられたベテランの先生です。
年齢や経験年数に関係なく、授業や学級で素晴らしい時間を想像している先生には、心を開いてどんどん相談します。
この大辞典型ブログをつくるときに相談した相手は、ブログづくりの専門家のカイエダミエさんでした。
心の在り方、投資、人間関係、将来の行方…。
すべて相談相手に選ぶのは、その世界の専門家。
専門家とは圧倒的に結果を残している人のことです。
その相談相手は、本当にあなたの悩みを解決する術をもっていますか?
それだけの経験の蓄積がありますか?
そこが大切です。
ハッピーな子どもを育てる大人になるためのしつもん
この悩みを解決できる専門家はだれですか?
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