子どもの本音に耳を傾けよう♪
歯科矯正と勉強強制
ある美人歯科医とお話してたわけ。
歯の矯正を指導するんだけど、
子どもがなかなか継続できないんだそうな。
それ、学習塾と似てるな〜と思って聞いてたの。
子どもに関わるビジネスの難しさはね、
お金を支払う人(保護者)と、
サービスを受ける人(子ども)が、
異なるということ。
これって、
子どもに関わるビジネス特有の問題だと思うのね。
お金を払う親のニーズと、
サービスを受ける子どものニーズに差異があるわけ。
親の思いとしたらさ、
歯並びは綺麗な方がいいなって思う。
子どもにはきちんと説明もするし、
子どもも納得して矯正を始める。
でも、やっぱ続かない。
子供からしたら、しゃべりにくいだろうし、
見た目も気になるだろうし、
歯磨きもしっかりやんなきゃいけないし。
納得っていうか、
説得されて…って感じだよね。
本音にたどり着いてないとうまくいかないんだな。
親の思い、子の心
学習塾も同じだよ。
親も子もニーズは、一見似ているように見えるわけ。
でもさ、差異があるのよ、ホント。
(親が考える)いい学校に行かせたい親のニーズと、
自分の可能性を広げたいという子どものニーズ。
そこには差があってね。
受験シーズンになると、
こんな親子のやりとりを何度も耳にしたんだ。
「これだけ学習塾にお金を
かけてきたんだから、
もっとレベルの高いところを
受けてよ」
子どもには子どもの人生の目的があって、
「あの学校で学びたい」とか、
「こんな専門性を高めたい」とかあるんだよね。
でも、お金が絡んじゃうと、うまくいかないのかな。
費用対効果を考えちゃう。
本当の目的は何だったのか、忘れちゃうんだな。
本音を引き出す
もっともっと対話を重ねて、子どものニーズと親のニーズをすり合わせおく必要があるよね。
ビジネスって視点を一度置いて考えるならさ、
子どもの本音を引き出すことだと思うの。
案外、「友だちも行ってるから」みたいな理由で塾に行ってる子も多いんだよね。
塾って勉強するところなわけでしょ?
その子が本気で「勉強して〜」って思ってなきゃ、効果は出ないと思うんだよね。
まあ、歯の場合は難しいよね。
自分の意思で「歯並び直して〜」って思うより早く、始めなきゃ行けないわけでしょ。
まあ、ついで言って置くと、心から「勉強して〜」って思ってるヤツは、塾なんか行かなくたって、勉強してるんだよね。
ってことはだね、
勉強したくない子を塾に入れて勉強させるってのは、ちょっと人様の営みとしちゃ不自然だと思うわけ。
まあ、我が家は塾に行かせるようなお金がないから悩む必要はないんだけど。
そんな金があったら、海外旅行するからね。