「褒める」より「認める」がいい
良いことしか褒めないよね。
先日、こんな質問をいただきました。
「褒めると認めるって、どう違うんですか?」
僕はこう考えています。
「褒める」にはね、評価が伴います。
「良い」ことは褒めるけれど、「悪い」ことは褒めません。
そして、その「良い」「悪い」はジャッジです。
事実とジャッジは違います。
100人いたら100人の人が納得するもの。
それが事実です。
ですが、ジャッジはそういうものではありません。
「それ、ちょっと違うんじゃない?」
そんな人もいるのが、ジャッジ。
ジャッジは、感情や価値観に左右されるものなのです。
でね、
昨日は良かったのに、
今日は良くない。
…みたいなことは案外多いわけで。
そういう先生に、
そういう親に、
子どもたちは苦労しています。
「いつもは怒らないのに、今日は怒るんだよね」
うん、
そうやってブレブレの大人に対して、
子どもたちは辟易しているのです。
だって、大人でもそうじゃない?
気分でコロコロ変わる人って付き合いづらい。
「良い」とか「悪い」とか、
そういう基準ってホントに曖昧です。
時代によっても地域によっても変わります。
ときには、相手によっても変わります。
「楽しい」「おもしろい」「明るい」なんてのもそう。
そう感じている人の心の在り様ひとつで変わるわけですね。
ジャッジとはそういうものです。
そういう曖昧なもので判断を下して、
「これは素晴らしい!」
なんてのが「褒める」なのかな?って思います。
ハッピーな子どもを育てる大人になるためのしつもん
「認める」ために、何にフォーカスしますか?
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