子育ては存在そのものを認めること

根拠のない自信

ジャッジしない生き方は心地よい。

「褒める」って、主観的な評価なの。

「良い」ことは褒めるけれど、「悪い」ことは褒めません。

そして、その「良い」「悪い」はジャッジです。

ジャッジは、感情や価値観に左右されるものなのです。

 

時と場合、そして相手によっても基準って変わるから。

そういうもので、「良い」「悪い」を判断していく。

それって、子どもを迷わせるんだな。

 

 

ジャッジの基準は変化していく

で、褒められれば人間はだれもがうれしい!

うれしいからまた同じことをやろうとします。

 

ところが、2回目はそれほど褒められません。

3回、4回と繰り返す。

するとどうでしょうか?

 

それは、「当たり前」へと変化します。

すると、褒められなくなります。

 

ジャッジが伴うものはそういうことが起きるんですね。

 

大切なのは結果なの?プロセスなの?

それからね、「褒める」ときは、結果を褒めるわけですね。

「点数が上がった」という結果。

「いい高校に入った」という結果。

「お手伝いをした」という結果。

 

子どもたちは褒められたらうれしいから、
また結果を出そうとする。

ところがね、
人間は残念ながら、
いつもいつも結果を出せるわけじゃないんです。

 

結果を褒められるとね、
苦しくなるんですよ。

 

存在そのものが素晴らしい♪

「父ちゃん、100点取ったよ」

「そうか〜。それだけの努力ができるところが素晴らしいね」

 

存在そのものを認めてあげることが大切なんですね。

認めるってのは、
ジャッジはいらないのです。

結果もいらないのです。

 

ただただ、
そこにいる「この子」の存在を認めてあげればいい。

 

それは、
小学生や中学生、
高校生になっても同じです。

 

比べなくていいんです。

その存在を認めてあげればいいんです。

 

その子にはその子の人生がある。

存在を認められた子は、
自分の足で自分の人生を歩むことができる
勇気のある人に育ちます。

 

ハッピーな子どもを育てる大人になるためのしつもん

  子どもの存在そのものを認めるために、手放すものは何ですか?

 

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くればやし ひろあき

・株式会社ミナクル組織研究所 代表取締役

・フォロワー10万人の教育系TikTokクリエイター「くれちゃん先生」としても活躍中。人間関係や教育についての動画を配信

・1978年、愛知県生まれ。16年間公立中学校の教員として3,000人以上の子どもたちを指導。名古屋市内で最も荒れた中学校で生徒指導の責任者を務め、その後、文部科学省から上海に派遣され、当時世界最大の日本人学校であった上海日本人学校の生徒指導部長を務める。

・互いの「ものの見方や感じ方の違い」を理解し合うことで、他者に寛容な社会を実現したいと願うようになり、2017年独立。

・独立後は、教員時代の経験を活かし、全国の幼稚園や保育園、学校などで保護者向け講演や教職員研修を行う。2018年・2019年には、100人のボランティアスタッフを束ね『子育て万博』を主催。今年10月にパリコレクションのキッズ部門を日本に誘致して開催された『Japan Kids Fashion Week2021』において、全体計画及びキッズモデル・ボランティアスタッフ総勢150名のマネジメントを担当。

・2020年11月、「スタッフみんなが、明日も生き生きと来る!」を理念に、株式会社ミナクル組織研究所を設立。経営者、教職員、スポーツ指導者など、組織のトップや人を指導する立場の人たちから依頼を受け、人間関係づくりやチームづくりに関する講演や企業研修、教職員研修を行っている。経済産業省の事業再構築事業として人材分析システムを開発中。