自分の志事を評価していますか?

学校の先生 仕事

いい先生を目指さない

周囲の評価が気になる方はいらっしゃいませんか?

僕もそんな一人でした。

「いい先生」を目指すと苦しくなりますね。

そもそも「いい先生」の定義なんて曖昧です。

 

すべての要求に応えるのが「いい先生」なのか。

指導力があるのが「いい先生」なのか。

管理職の要求に応えるのが「いい先生」なのか。

保護者の要求に応えるのが「いい先生」なのか。

 

僕は「いい先生」を目指していました。

それが、何を指すのかもわからぬままに。

 

「いい」という評価は、周囲の人があなたをどう見ているかということ。

人から「いい先生」と見られたいと思うと、自分を見失うことになります。

 

自分への評価基準をもつ

あるときから、僕の中に「自分軸」が生まれました。

決してブレることのない「自分軸」です。

 

それは自分への評価基準です。

僕が自分の志事っぷりを評価する基準。

それは子どもたちの笑顔です。

それは、お母さんやお父さんの感謝です。

そんなときが一番うれしい。

 

心がほんわか温かくなる。

そんなときは、「オレ、いい志事してるじゃん!」って、自分を褒めてあげる。

 

同僚や上司から後ろ指さされることだってゼロじゃない。

本気で子どもと向き合ってたら、そりゃちょっとぐらいグレーな部分に踏み込むこともある。

 

だから、なんだい?

それがどうした?

 

そうやって思えるのはね、ちゃんと自分の中にブレない評価基準があるから。

 

子どもたちへの評価基準があります。

同じように、大人への評価基準も必要なんですね。

 

魂で志事をするんです

人間の心の構造。

外側を思考という外殻があって、その内側に感情ってのがある二層コート。

中心にあるのが魂。

 

思考と感情はいつも邪魔をするんだよね。

本当は魂で志事をしたいんだけどね。

周囲の評価が気になって、思考で仕事をしてしまうの。

 

ちゃんと魂で志事をするとね、ホントに子どもに響くんだよ。

これ、ホントなんだって。

 

いい先生じゃなくてもいいの。

周囲の評価なんてどうでもいいの。

 

あなたがあなたらしくあることが、子どもたちにとって1番ハッピーだから。

「いい先生」を目指すんじゃないの。

魂はなんて言ってる?

 

ハッピーな子どもを育てる大人になるためのしつもん

自分の志事を評価する基準は何ですか?

 

(「いいね」を押していただき「しつもん」の答えと一緒にシェアしていただけたら幸いです。)  

くればやし ひろあき

・株式会社ミナクル組織研究所 代表取締役

・フォロワー10万人の教育系TikTokクリエイター「くれちゃん先生」としても活躍中。人間関係や教育についての動画を配信

・1978年、愛知県生まれ。16年間公立中学校の教員として3,000人以上の子どもたちを指導。名古屋市内で最も荒れた中学校で生徒指導の責任者を務め、その後、文部科学省から上海に派遣され、当時世界最大の日本人学校であった上海日本人学校の生徒指導部長を務める。

・互いの「ものの見方や感じ方の違い」を理解し合うことで、他者に寛容な社会を実現したいと願うようになり、2017年独立。

・独立後は、教員時代の経験を活かし、全国の幼稚園や保育園、学校などで保護者向け講演や教職員研修を行う。2018年・2019年には、100人のボランティアスタッフを束ね『子育て万博』を主催。今年10月にパリコレクションのキッズ部門を日本に誘致して開催された『Japan Kids Fashion Week2021』において、全体計画及びキッズモデル・ボランティアスタッフ総勢150名のマネジメントを担当。

・2020年11月、「スタッフみんなが、明日も生き生きと来る!」を理念に、株式会社ミナクル組織研究所を設立。経営者、教職員、スポーツ指導者など、組織のトップや人を指導する立場の人たちから依頼を受け、人間関係づくりやチームづくりに関する講演や企業研修、教職員研修を行っている。経済産業省の事業再構築事業として人材分析システムを開発中。