比べることは苦しい方を選択すること

比べることを手放す

ワクワクすることを志事にすると

昨日の続きです。

 

次々とアイデアを出して、実行する。

クリエイティビティを最大限に発揮する。

で、それがバチっとはまって、子どもたちが喜んでくれてたら、もうね、それだけで満たされるの。

 

おもしろいゲストティーチャーがいれば呼んでくる。

おもしろい教材があれば、どんどん導入する。

魔法の質問認定マスターになった今は、マツダミヒロさんのコンテンツをどんどん教室で使ってる。

 

ウイッシュリスト書いて、ドリームマップ作って。

心書で書いたり、魔法の質問に答えたり。

 

そうそう、ウチの学年集会は「何でもあり」なの。

やりたいことを発表する場。

楽器をやりたい子は演奏する。

歌を歌いたい子は歌を歌う。

ダンスをしたい子はダンスする。

 

もちろん、何もしたくない子は何もしなくていい。

無理やりやらせることはない。

すべては自由に選べるの。

 

自分が「好きで得意なもの」を発表する場が毎学期あるんです。

学年集会でお説教的なものは一切しない。

 

あっ!

まだ、ウチの学年、そういうのしたことないぞ!

もう3年生の夏休みなのに。

 

お説教したことないな。

「学年集会でこんなことを話してください」みたいなのはあるんだけどね。

興味がないと読まないの♡

 

 

「恐れの選択」を手放す

学校には「こうでなければならない」ってものが多すぎるの。

 

で、それをちゃんとやっているかどうかってことで、大人も子どもも評価されてしまう。

比べちゃうのね、みんな。

で、比べるから苦しくなるの。

 

そんなもの、手放せたらいいのにな。

 

僕は「こうでなければならない」って「恐れの選択」は手放してる。

ワクワクしないもん、そんなの。

目の前の子がハッピーになるように、ただワクワクすることをやっていくだけ。

 

そうするとね、当然、敵もつくるわけです。

ファンをつくった分だけ、同じようにアンチも生まれるの。

それが自然の法則。

 

「こうでなければならない」を手放せない人にとっては、抜群におもしろくない存在だと思う。

「勝手なことばっかりして」って思われる。

 

でもね、僕が思わせてるんじゃないんだよね。

その人が、その感情を選んでいるの。

全部、自分の選択なんだよ。

 

「先生のやり方は間違っていると思います」

 

そんなふうに土足で踏み込まれて困っちゃうこと、何度もありました。

 

「そう?あなたはそう思うんだね」

僕はそんなときも、まずは受け止める。

戦うとね、時間を消費することになるからね。

それなのに、こんなことを言う人がいる。

 

「だから、変えてください」

 

「えっ?」

 

なぜ、他人を変えようとするんだろう?

変えられるのは、いつだって自分だけ。

あなたを満たすために、僕が変わることは、まずない。

いや、ありえない。

 

僕が変わるときは、ただ一つ。

目の前の子どもがハッピーじゃないとき。

 

僕は変わる。

僕は、僕の意思で変わる。

変えられるのは、自分だけだから。

 

でもね、他人の「恐れの選択」を満たすために、僕が変わることはありえないの。

 

比べるから「恐れの選択」が生まれるんだよ。

 

それにしても大変だと思う。

だれが大変って、ウチの学年の先生が大変だと思う。

本当によくやってくれている。

こんな学年主任のもとで。

 

ありがとう!夏休み、いっぱい英気を養ってね。

 

ハッピーな子どもを育てる大人になるためのしつもん

比べることを手放したら、どんな状態になるだろう?

 

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くればやし ひろあき

・株式会社ミナクル組織研究所 代表取締役

・フォロワー10万人の教育系TikTokクリエイター「くれちゃん先生」として人間関係や教育についての動画を配信

・1978年、愛知県生まれ。16年間公立中学校の教員として3,000人以上の子どもたちを指導。名古屋市内で最も荒れた中学校で生徒指導の責任者を務め、その後、文部科学省から上海に派遣され、当時世界最大の日本人学校であった上海日本人学校の生徒指導部長を務める。

・2018年~2019年 100人のボランティアスタッフをマネジメントして『子育て万博』を主催。

・2021年~2024年 パリコレクションのキッズ部門を日本に誘致して開催された『Japan Kids Fashion Week』において、全体計画及びキッズモデル・ボランティアスタッフのマネジメントを担当。

・経済産業省の事業再構築事業として人材分析システムCrewDocks®︎を開発。企業研修など精力的に活動中。