ヨソの子を預かってみる
迷惑をかけないで生きるのは難しい!
人様に迷惑をかけてはいけない!
そうやって昔から教えられてきました。
だらかでしょうか。
親としては、どうしても先回りをしてしまうところがあります。
でもね、人間なんて生きていれば、だれかに迷惑をかけてしまうもの。
助けられて助けられて生きてるの。
迷惑、かけるさ。
だからね、
だれかに迷惑をかけられても、それを受け止めてあげたいな。
ヨソの子には寛大でいられるのは、なんで?
先日、家に帰ったら天井に電球カバーに穴が開いていたの。
「あれ、どうしたの?」
って尋ねたらね、
「友だちが来て穴を開けちゃった」って。
「あら、そう」
仕方がないから直す。
そんなことにいちいち目くじらを立ててたら、子どもたちを家に呼べないからね。
でもさ、たぶん我が子がやったなら、叱っちゃうんだろうな。
「ちょっと来なさい」なんて言って。
「どうして、こんなことになったんだ?」って。
他人の子どもを見ているときの方が、器が大きくいられるの。
あれって不思議。
ヨソの子の面倒を見てみる
形あるものはいずれ壊れる。
そうやって寛大に受け止められたらいいのにな。
自分の子どもには、なんだかカリカリしちゃうの。
「あ〜しなさい」「こ〜しなさい」と言ってしまう。
「あれはダメ」「これはダメ」と言ってしまう。
一方、
他人の子どもを面倒みると、意外と寛大でいられるの。
なんでだろうね。
ダメなものはダメっていうけどね。
でも、寛大かな。
案外子どもたちの方も気をつかっててね、お母さんに見せてる姿とは違った姿を見せてくれるの。
「ウチの子、全然ダメで…」
そんなふうに言われていた子がね、なかなかどうして、しっかりしていらっしゃる。
だからね、たまには他人の子どもを預かってみるのもいい。
自分の立ち位置が再確認できるから。
ハッピーな子どもを育てる大人になるためのしつもん
自分の現在地を知るための方法はなんですか?