大人と子どもの間の境界線を認めてあげる
学校では、先生がチョークと教科書を片手に教授します。
まさに、教える授ける感じです。
でもって、学校で勉強してきたのに。
「さあ学習塾だ!」なんて子もたくさんいます。
それから、それから。
習い事にも大忙しです。
やれピアノだ。
やれ書道だ。
やれスポーツクラブだ。
大人から何かを教わる時間の連続です。
ようやく生まれた余暇の過ごし方はどうでしょうか。
スマホでしょ。
LINEしたり、youtubeを観たり。
それからテレビを見たり、テレビゲームをしたり。
カラオケ行ったりゲーセン行ったり。
全部大人が用意したコンテンツなの。
与えられたコンテンツの中で暮らしてる。
最近の子どもたちは変わったなんてよく耳にするじゃない?
でもね、子どもたちはなんにも変わっていないんだよ。
ただ、子どもたちを取り巻く世界の方が変わってしまったんですね。
だからこそ、子どもたちの目の前に何を用意するか。
これは大人の課題なの。
でね、良質のコンテンツを届けたら、あとは子どもたちにお任せで良いのです。
大人と子どもの世界には、はっきりとした境界線があって、そこに大人が踏み込む余地がないの。
子どもたちだけの世界をつくることって、ホントはとっても大切なことなんです。
子どもたちが子どもたちの世界で活動を始めたとき、僕はできるだけその外から眺めているようにしている。
そこにはちゃんと境界線が引かれているから。
その外側で優しく見守る。
ただそれだけでいいのです。
子育てに迷ったときに出逢いたい100の言葉
子どもとの目に見えない境界線は、踏み越えるとぶつかるよ。