いつまで「昭和」の指導してんの?

生徒指導 服装指導

不易なもの。

それは、どれだけは時代が変わっても大切にしたい本質的な部分。

 

 

一方、流行。

それは時代の変化や流れに合わせて変わっていく部分。

 

 

教育ってのは、その両方のバランスが大切なわけ。

…って大学生のときに習ったの。

 

 

ところがさ、実際「学校の先生」なんてものになってみたら、「不易」ってのを勘違いしている先生が多かったのね。

未だに「昭和」のご指導を熱心にされていらっしゃる方がいる。

 

 

「髪ゴムの色は紺はいいけど青はダメ」とか。

「靴下の柄はワンポイントまでで何㎝以内」とか。

 

 

いつまで経っても「昭和」のまま。

自分が子どものころから変わってないんだよね。

先生って生き物は。

 

 

それで僕は問いかける。

 

「それって本当に大切かい?」

 

そうやって尋ねたら、こんな答えが返ってきた。

 

 

「そういう細かいことを手を抜くと、学校が荒れるんだよ」

 

 

(バカじゃないの?)

と思ったけれど、言葉には出さない。

大人だから♡

 

 

髪ゴムの色なんて青だろうが赤だろうが、学校なんて荒れないよ。

学校が荒れるとしたら、そりゃ子どもの心が離れたときさ。

 

 

じゃあ、どういうときに子どもの心が離れるか、知ってるかい?

そういうバカな大人と出会ったときさ。

 

 

何を大切にするか。

その本質を見誤ったら、学校が終わったコンテンツになっちゃうよ。

 

 

ハッピーな先生になるためのしつもん

本当に子どもたちに届けたいものはなんだろう?

 

くればやし ひろあき

・株式会社ミナクル組織研究所 代表取締役

・フォロワー10万人の教育系TikTokクリエイター「くれちゃん先生」として人間関係や教育についての動画を配信

・1978年、愛知県生まれ。16年間公立中学校の教員として3,000人以上の子どもたちを指導。名古屋市内で最も荒れた中学校で生徒指導の責任者を務め、その後、文部科学省から上海に派遣され、当時世界最大の日本人学校であった上海日本人学校の生徒指導部長を務める。

・2018年~2019年 100人のボランティアスタッフをマネジメントして『子育て万博』を主催。

・2021年~2024年 パリコレクションのキッズ部門を日本に誘致して開催された『Japan Kids Fashion Week』において、全体計画及びキッズモデル・ボランティアスタッフのマネジメントを担当。

・経済産業省の事業再構築事業として人材分析システムCrewDocks®︎を開発。企業研修など精力的に活動中。