みんな違っていいんだよう♪

発達障害 先生

発達障害の子どもが

教室にいたとしても困らない。

全然困らない。

 

それはなぜでしょうか。

 

 

配慮を要するっていうと、

すぐその子に支援することばかり

考えちゃうんだな。

 

 

違うのよ。

働きかけるのは、周囲の子どもなの。

周囲の子どもに働きかけるんだよ。

 

まずさ、

ちゃんと「みんな違ってみんないい」って文化が

つくれてることが大事なの。

 

 

まあ、多くの先生が「みんな同じ」を好んじゃうからね。

その在り方が問われてるんだと思うよ。

 

 

 

「みんな同じ」を求めたら、

発達障害をもった子は苦しい。

いや、違うな。

みんな苦しいんだって。

 

 

これはもうね、

絶対的に苦しいの。

 

で、

僕はそれを求めないわけね。

「みんな同じ」なんて、

逆に気持ち悪いし。

 

 

たとえばね、

床で寝てしまう子がいたとしますよね。

 

「またあの子、床で寝てる。

 先生なんで注意しないんですか?」

 

なんて言われるわけ。

 

「あの子、間違ってる!」

「注意しない先生も間違ってる!」

ってノリです。

 

 

そういう恐れから、

子どもを叱ってしまう先生もいるわけで。

 

「なに、寝てるんだ!起きなさい!」

って。

 

 

でね、そんなとき僕は尋ねる。

その子に尋ねるんです。

 

「で、お前は寝たいの?」

「えっ?」

「いや、だからさ、お前は寝たいの?」

「寝たくないです」

「あいつは寝たいんだわ」

「はぁ…」

「それでよくない?」

「え…」

「あいつは寝たいし、お前は寝たくないわけな」

「はい」

「二人は違うわけな」

「はぁ…」

「それでよくない?」

 

一事が万事そんなふうなので、

「みんな違ってみんないい」は

学級の文化になります。

 

間違えてはいけないのは、

その子の選択を認めますが、

その責任を負うのは本人です。

 

 

当然、

床で寝てれば、

成績は下がります。

それは本人の抱えているものです。

本人が選んでいるんです。

 

でもね、

周囲の子どもたちがその子を責めるのは、

おかしいわけです。

 

あなたはあなただし、

僕は僕なので。

 

 

で、そういうことを

僕がブレないってのが大事なわけです。

 

 

みんなに迷惑をかけてないならいいよ、と。

君が床で寝てても、

迷惑ではないから。

 

 

騒ぐわけでもなく、

音を立てるわけでもなく。

ゴロゴロしている。

 

 

勝手に迷惑だと思ってる子はいますよ。

でも、本当に迷惑?って思うのです。

それは「感情」の問題です。

 

 

勝手に「迷惑」だと思ってるだけです。

勝手に「間違ってる」と思ってるだけです。

 

 

それぞれの感情については理解をしたうえで、

一人ひとりと向き合うんですね。

「あなたはどうしたいの?」ってね。

 

 

その子のその子らしさを認めるんです。

 

 

まあ、

こんなことを書くと、

「そんなの無理」

「じゃあこんな場合はどうするんですか?」

質問が飛んでくるわけですが。

 

そんなことは知りません。

 

 

少なくとも、

僕はいつもそうやってきました。

 

これまで発達障害の子だから、

学級が困るなんてことは

一度もないわけです。

 

というか、

不良少年も、

勉強の苦手な子も、

みんな同じです。

 

その子の選択を応援する。

ただそれだけです。

 

 

これが僕の一次情報です。

反論とかいりませんので。

 

 

そうそう、

以前スクールカウンセラーの先生の先生

みたいな方とお話したんですね。

 

「普通の先生だと

 あれぐらいの生徒がいると

 困られる先生が多いと思いますよ。

 

 ですが、

 先生みたいなスタンスで

 子どもと接していると

 問題がなくなるということが

 よくわかりました」

 

なんて言われたの。

別にうれしくはないです。

普通のことだから。

コントロールしようとしなければ、

収まるところに収まるわけです。

 

でもね、

先生ってさ、

子どもをコントロールしたいもんね。

 

その気持ちを手放せたら、

むちゃくちゃ簡単なのにな。

 

先生の在り方が変わったら、

子どもたちは生きやすくなるんだよな。

 

 

ハッピーな先生になるためのステップ

その子のその子らしさを応援するだけでいい。

 

くればやし ひろあき

・株式会社ミナクル組織研究所 代表取締役

・フォロワー10万人の教育系TikTokクリエイター「くれちゃん先生」として人間関係や教育についての動画を配信

・1978年、愛知県生まれ。16年間公立中学校の教員として3,000人以上の子どもたちを指導。名古屋市内で最も荒れた中学校で生徒指導の責任者を務め、その後、文部科学省から上海に派遣され、当時世界最大の日本人学校であった上海日本人学校の生徒指導部長を務める。

・2018年~2019年 100人のボランティアスタッフをマネジメントして『子育て万博』を主催。

・2021年~2024年 パリコレクションのキッズ部門を日本に誘致して開催された『Japan Kids Fashion Week』において、全体計画及びキッズモデル・ボランティアスタッフのマネジメントを担当。

・経済産業省の事業再構築事業として人材分析システムCrewDocks®︎を開発。企業研修など精力的に活動中。