子どもに一番する「しつもん」は…
子どもにどんな「しつもん」をしますか?
最近よく尋ねられます。
ズバリお伝えします。
「で、君はどうしたいの?」
「それで、あなたはどうしたいの?」
「だからさ、お前はどうしたいの?」
はい!
「で、どうしたいの?」
これです。
この「しつもん」です。
子どもが相談をしてくるでしょ。
それで、
アドバイスをするんですね。
求めてきたから、
アドバイスするわけです。
ところが、
「それは難しいです」
「それはできないです」
聞こえてくるのは言い訳ばかり。
それから、できない理由ばかり。
「何でだろう?」
って思ったの。
そうか、
みんな自分の答えをもっているんだ。
子どもだけじゃないね。
大人もそう。
みんなすでに、
自分の内側に答えをもってるんだ。
そのことに気づいたら、
相談に乗るのなんて簡単になったんだ。
「そう…。
それで、どーしたいの?」
すると、
「こーしたい」
「あーしたい」
が出てくるの。
それで、僕は背中を押す。
「それ、いいね。
やってみたら?」
って背中を押してあげる。
あら不思議。
僕のアドバイスは受け取れなかったのにさ。
自分の答えなら、
すんなり受け取れるんだもの。
自信がないでしょ?
人にどう思われるか不安でしょ?
行動するのって怖いでしょ?
結局、
人は不安や恐れに弱いんです。
だからね、
背中を押してあげるの。
大丈夫だよ。
あなたの答えを応援するよ、って。
自分の内側にある答えに従っても、
僕のアドバイスに従っても、
うまくいくこともあれば、
失敗することもあるよね。
でもさ、
自分の答えに従って行動したならさ、
その結果にも責任をもてるんだ。
だからね、
「どうしたの?」と尋ねたら、
あとは答えを応援するだけ。
それだけで次の行動が生まれます。
それで、「しつもん」してもいいですか?
ねえ、あなたはどうしたいの?
子育てに迷ったときに出逢いたい100の言葉
子どもの内側にある答えを信じるだけでいいんだよ。