子育ては堂々と助けてもらえばいいんだよ。

相談相手がいない

僕ら夫婦は

じーちゃん・ばーちゃんに子どもたちを預けて、

いろいろと出かけていきます。

 

 

子どもを預けて好き勝手にやってるわけです。

そんな批判を受けることも

ないわけじゃないです。

 

 

でもね、

子どもたちは喜んで

じーちゃん・ばーちゃんの家に行く。

 

 

家じゃ父ちゃん母ちゃんが

うるさいことを言うわけですよ。

 

でもね、

じーちゃん・ばーちゃんは

全部受け止めてくれるからね。

 

 

子どもたちは、

喜んでいくわけ。

 

その子その子の選択を応援する。

そんなわけで、

我が家は子どもたちを実家に預けて、

僕らは僕らの人生を楽しんでるわけです。

 

 

でね、

先日のお茶会でこんな話を耳にしたの。

あるお母さんのお話ね。

 

 

仕事に行くたび、

子どもをいずれかの実家に

預かってもらうんだそう。

 

 

すると、

「お宅はいいわね。預かってもらえる家があって」

「実家に預けるなんて不安じゃない?」

なんて言われることがあるんだって。

 

 

「助けてもらえばいいじゃない?」

 

そんなふうに伝えたらね、

こんな答えが返ってきたんだそうな。

 

「実家に預けるなんてイヤ!あの子は私が育ててるの」

 

なるほどな。

そうやって抱えてこんでしまう。

自分で自分を追い詰めていく。

 

 

堂々と助けてもらえばいいのにな。

その苦しさを選んでいるのは、

あなた自身なのだよ。

 

 

旦那さんの実家はね、

あなたの愛する男性を育てた親なのね。

 

 

あなたの実家はね、

あなたを育てた親なのね。

 

 

どちらに預けたって、

あなたや旦那さんを育てたような

子育てをしてくれるわけさ。

 

 

親に対してよくない感情を抱いている人は案外多い。

 

でもさ、

そんな親が育てた「あなた」は、

ダメかね?

 

そんなことはないでしょ?

頼ればいいんだよ。

 

 

子育てって抱え込んじゃダメね。

「私が育ててる」なんて傲慢だよ。

傲慢!

 

 

内側が満たされていないとき、

傲慢さは顔を出すんですね。

 

 

あのね、

自分の内側が満たされている人って、

堂々と「助けて」って言えるの。

 

助けてもらうことは、

恥ずかしいことじゃないんだよ。

 

 

ウチの実家はこうなんです!的な反論はいりません。

「助けてもらう」ってことはさ、実家に限らないんですよ。

 

上海にいるとき、

たくさんの友人家族、

同じマンションの家族、

それから中国人スタッフ。

 

 

いろんな人に助けてもらった。

家族5人。

実家の力なんて借りられない。

海の向こうなんだもん。

 

 

でもね、

だからね、

たくさん助けてもらったんだ。

 

もちろん、これは

「海外だから」

なんてことじゃないの。

 

だってね、

やっぱり「助けて」って言えなくて、

海外での子育てに苦労していた人、

多かったもん。

 

「助けて」って言ってごらんよ。

言うのなんてタダなんだから。

 

そもそも子どもってね、

育ててるわけじゃなくてさ、

勝手に育っていってんだって。

 

 

だからね、

「私が育ててる」なんて思いは

手放せるといいんだよ。

 

 

子育てって実は、

子どもが私を育ててるの。

 

 

そう思えば、

堂々と助けてもらえるんじゃない?

 

子育てに迷ったときに出逢いたい100の言葉

抱え込まないで、

堂々と助けてもらえばいいんだよ。

 

くればやし ひろあき

・株式会社ミナクル組織研究所 代表取締役

・フォロワー10万人の教育系TikTokクリエイター「くれちゃん先生」として人間関係や教育についての動画を配信

・1978年、愛知県生まれ。16年間公立中学校の教員として3,000人以上の子どもたちを指導。名古屋市内で最も荒れた中学校で生徒指導の責任者を務め、その後、文部科学省から上海に派遣され、当時世界最大の日本人学校であった上海日本人学校の生徒指導部長を務める。

・2018年~2019年 100人のボランティアスタッフをマネジメントして『子育て万博』を主催。

・2021年~2024年 パリコレクションのキッズ部門を日本に誘致して開催された『Japan Kids Fashion Week』において、全体計画及びキッズモデル・ボランティアスタッフのマネジメントを担当。

・経済産業省の事業再構築事業として人材分析システムCrewDocks®︎を開発。企業研修など精力的に活動中。