やっぱ、子供に好かれたい?
子供に好かれよう、好かれようと思ってやることって、だいたい裏目。
好きな女の子にモテたい、モテたいと思ってやることが、だいたい上手くいかないのと同じ。
しつこくがんばればがんばるほど嫌われる。
それも同じ。
相手の好きなものを用意したり。
相手と共通の趣味を持とうとしたり。
相手のことを調べたり。
相手の話すことに聞き耳立てたり。
だいたい裏目。
だいたい逆効果。
そもそも、子供に好かれる必要なんてないのだ。
嫌われててOK。
だって、好き嫌いは相手の感情。
こちらのコントロール下にはないの。
10人いたら十人十色。
100人いたら百人百色。
好きな人もいれば、嫌いな人もいる。
そんなの当たり前。
だから、嫌われててもいいの。
でも、筋だけは通すの。
信念はブレないの。
そしたら、嫌われてても一目置かれる。
一目置かれるって重要。
生徒指導なんてやってると、うるさいことも言わなきゃならない。
他の先生が言いにくいことだって言わなきゃならない。
うざい存在になるの。
嫌われてナンボ。
時には、「僕を悪者にしてもらっていいんで」なんて伝えてた。
だから、僕のことを嫌いな子供は当然いた。
そのつもりで仕事をしていたから。
そこは全然OK!
でもね、じゃあ「嫌いだから、あいつの話は聞かない!」ってなるかっていうと、それは違う。
だから、一目置かれるって重要だったな。
じゃあ、あなたはどんな人に一目置いてる?
それが答えだよ。
子供とつながる問いかけの魔法
好かれないで、一目置かれる。