自己投資をするということ

なりたい自分になる

どんな自分になりたいか

 

何かを成し遂げようとするとき、

そこまでの距離に愕然とすることがあります。

 

 

「なりたい自分」を想像してみる。

 

 

たとえば、僕の場合。

時間と場所に縛られない生き方がしてみたかった。

 

 

毎日、同じ駅から同じ電車に乗って仕事に行く毎日。

同じ車両には、同じ顔ぶれ。

いつもの駅でおりて、いつもの職場に向かう。

 

 

それが「良い」とか、「悪い」とか。

そういうことではなく。

ただシンプルに。

そんな暮らしに息苦しさを感じていたんです。

 

 

僕が「学校の先生」を仕事に選んで理由の一つに、「毎日が新しいことの連続!」というのがありました。

 

 

大人になったら、毎日同じことの繰り返しの生活になる。

そんなことを大学生のころ、思っていました。

 

 

それで、じゃあ、「もっとも刺激の多そうな職業は何だろう?」って問いかけたんですね。

そのとき浮かんできたのが、「学校の先生」でした。

 

 

まあ、ところが、10年もこの仕事をやってくると、だんだんと1年間のルーティーンが染み付いてきてしまいます。

何月にはこうなって、何年生のこの時期はこうで…みたいなね。

どんな感じで学級経営をすれば、どんな感じのクラスになるかも、だいたい想像がつくようになります。

 

 

だんだんと、刺激のない日々になっていくわけです。

 

 

それでね、僕は仕事を辞めようと思いました。

ところが、時間と場所に縛られないで生きるなんて簡単ではないわけです。

 

 

仕事は何をするの?

お金はどうするの?

 

 

課題は山済みなわけです。

その課題の量だけを見ると、あきらめたくなります。

(できないんじゃないか)と思えてきます。

 

 

それで、人生の転換をストップさせてしまう人は多いと思うのです。

 

「自分には無理だ!」ってね。

 

 

人生に挑むと、活路は開ける

 

でもね。

「できるか、できないか」はどうでもいいのです。

 

 

大切なのは、「やるか、やらないか」

 

 

 

 

「人生に挑んだか?」

が大切なわけです。

 

 

 

そのために大切な「問い」があります。

「今、あなたにできる小さな一歩は何ですか?」

です。

 

 

今できることを、ただ精一杯やっていく。

すると、次の活路が見えてきます。

 

 

この「小さな一歩」を取らない限り、何もやってこないわけです。

 

 

どうしたら、こんな生き方ができるだろう?

 

僕の場合、一番最初に取った「小さな一歩」は、マツダミヒロさんに会うことでした。

妻に誘われたんですね。

 

「日本からミヒロさんが来るから食事に行こう」って。

 

上海時代は極限まで忙しく、心にも身体にも余裕のない毎日でした。

休みの日はできるだけ家でゴロゴロしていたい…。

凄まじくエネルギッシュな街・上海。

出かけるだけでも、大変です。

 

 

妻に誘われ、渋々ついて行きました。

 

 

んで、上海の日本人向けのお店で「しつもんマーケティング」の本を見つけました。

それを読むと、そこにはこれまでに出会ったことのない考え方が書かれていました。

 

 

「どうしたら、こんな生き方ができるだろう?」

そんな自問自答が始まりました。

 

 

それで「魔法の質問ビジネスマスター」を受講しました。

12本の動画で約6万円。

当時の僕には、大きな自己投資でした。

 

 

 

でも、その自己投資が僕の人生を大きく左右しました。

 

 

帰国後フェイスブックページをスタート。

ブログの立ち上げ。

メルマガの配信。

 

 

さらに、「しつもん」を学びたくて、「魔法の質問認定マスター」になりました。

 

 

それは「小さな一歩」の繰り返しなんです。

最初から計画的に進んでいるわけではないのですね。

 

 

「一歩」進むと、次の課題が見えてくる。

「一歩」進むと。次の活路が開けてくる。

 

 

 

常に常に、そんな感じで歩みを進めてきました。

 

 

たとえば、もし。

今の生活が苦しい。

今の生活を変えたい。

そんな思いがあるならば。

 

 

「小さな一歩」を繰り返してみてください。

あなたが動けば、人生そのものも動きます。

おもしろいもので、そういうふうにできているんです。

 

 

想像的な人生を生きるためのしつもん

なりたい自分は、どんな自分ですか?

 

くればやし ひろあき

・株式会社ミナクル組織研究所 代表取締役

・フォロワー10万人の教育系TikTokクリエイター「くれちゃん先生」としても活躍中。人間関係や教育についての動画を配信

・1978年、愛知県生まれ。16年間公立中学校の教員として3,000人以上の子どもたちを指導。名古屋市内で最も荒れた中学校で生徒指導の責任者を務め、その後、文部科学省から上海に派遣され、当時世界最大の日本人学校であった上海日本人学校の生徒指導部長を務める。

・互いの「ものの見方や感じ方の違い」を理解し合うことで、他者に寛容な社会を実現したいと願うようになり、2017年独立。

・独立後は、教員時代の経験を活かし、全国の幼稚園や保育園、学校などで保護者向け講演や教職員研修を行う。2018年・2019年には、100人のボランティアスタッフを束ね『子育て万博』を主催。今年10月にパリコレクションのキッズ部門を日本に誘致して開催された『Japan Kids Fashion Week2021』において、全体計画及びキッズモデル・ボランティアスタッフ総勢150名のマネジメントを担当。

・2020年11月、「スタッフみんなが、明日も生き生きと来る!」を理念に、株式会社ミナクル組織研究所を設立。経営者、教職員、スポーツ指導者など、組織のトップや人を指導する立場の人たちから依頼を受け、人間関係づくりやチームづくりに関する講演や企業研修、教職員研修を行っている。経済産業省の事業再構築事業として人材分析システムを開発中。