お金の話をしてみよう♪

あなたにとってお金とは?

お金の話はお嫌いですか?

「お金」の話を書いたブログは、「いいね」が少ない。(笑)

なんでだろうなぁ〜って思う。

 

 

お金のことを話すのって、

ニッポンじゃどこかタブー視されている。

 

 

 

その点、中国人はオープンだ。

 

 

平気で、

「いくら給料もらってるの?」

「ここの家賃はいくら?」

と聞いてくる。

 

 

日本人としては、

そういうことは他人に教えるべきではない

という価値観があるから、躊躇する。

 

 

んで、

中国人は「何で教えてくれないの?」ってなる。

 

 

中国で暮らす「日本人あるある」だったりする。

 

 

 

そんなわけで、

ニッポンの人たちはお金の話にどこかアレルギーがある。

 

 

勝手に減給されていくの♡

そうそう。

 

海外で暮らしているとき、

僕の給料は外務省がアメリカドルで支払ってくれていた。

 

 

日本円で支払われた給料が一度、

アメリカドルに換金されて、

中国の銀行に振り込まれる。

 

 

それを僕らは現地で、

中国の人民元に換金して、

生活していた。

 

 

僕らが上海に渡った年は、

反日デモなんかが起こって大変だった。

 

 

でも、本当に大変だったのは

反日デモよりアベノミクス!

 

 

円高から円安に

一気に振れていく年だった。

 

 

80円ぐらいのレートが

見る見るうちに110円を超えた。

 

 

すると、

何が起きるか。

 

 

毎月、

銀行口座に振り込まれる金額が減るのだ。

 

 

毎月、

「なんて日だっ!」

って叫ぶのだ。

 

 

たとえばの話、

給料が30万円だとしたら、

1ドル80円なら3750ドル。

1ドル110円なら2727ドル。

 

 

月々2〜3万円ずつ減給されていく感じ。

ヤバくな〜い?⤴︎

 

 

通貨の価値は変わるのだ

日本国内で暮らしているとき、

通貨のレートなんて関係なかった。

 

 

でも、

海外で暮らして、

通貨の価値が変わっていくことを体感した。

 

 

これって、どういうことか。

 

 

つまりさ、

円の価値が下がれば下がるほど、

今もっているお金の価値も下がることになる。

 

 

 

たとえば銀行口座に100万円あったとしよう。

 

 

1ドル80円の時代の価値は、

ドルにすると12500ドル。

 

1ドル110円の時代の価値は、

ドルにすると9090ドル。

 

 

貯金額は変わってないけど、

価値は変わっていってるわけ。

 

 

「グローバル化だ、グローバル化だ」

って言われてる割には、

そのあたり無頓着だよねって思う。

 

 

インターネットで世界とつながって、

海外旅行だって当たり前になったのに、

経済だけは未だに鎖国状態の人が多いんだね。

 

 

貯金しとくと安全な感じがするじゃない?

いや、でもさ、視点をちょっと変えると、

それって減ってるわけね。

 

 

 

そんなわけで、

そのあたりからかな、

投資ってものに目を向けるようになったのは。

 

 

創造的な人生を生きるためのしつもん

あなたにとってお金?

 

くればやし ひろあき

・株式会社ミナクル組織研究所 代表取締役

・フォロワー10万人の教育系TikTokクリエイター「くれちゃん先生」としても活躍中。人間関係や教育についての動画を配信

・1978年、愛知県生まれ。16年間公立中学校の教員として3,000人以上の子どもたちを指導。名古屋市内で最も荒れた中学校で生徒指導の責任者を務め、その後、文部科学省から上海に派遣され、当時世界最大の日本人学校であった上海日本人学校の生徒指導部長を務める。

・互いの「ものの見方や感じ方の違い」を理解し合うことで、他者に寛容な社会を実現したいと願うようになり、2017年独立。

・独立後は、教員時代の経験を活かし、全国の幼稚園や保育園、学校などで保護者向け講演や教職員研修を行う。2018年・2019年には、100人のボランティアスタッフを束ね『子育て万博』を主催。今年10月にパリコレクションのキッズ部門を日本に誘致して開催された『Japan Kids Fashion Week2021』において、全体計画及びキッズモデル・ボランティアスタッフ総勢150名のマネジメントを担当。

・2020年11月、「スタッフみんなが、明日も生き生きと来る!」を理念に、株式会社ミナクル組織研究所を設立。経営者、教職員、スポーツ指導者など、組織のトップや人を指導する立場の人たちから依頼を受け、人間関係づくりやチームづくりに関する講演や企業研修、教職員研修を行っている。経済産業省の事業再構築事業として人材分析システムを開発中。