自分を満たすのは自分です。
満たされていない人のコンテンツは寒い
以前、執筆活動をしているお母さんに出会った。
お子さんが東大生だそうで、子育ての本を執筆しているそうだ。
なかなか筆が進まず、苦労されているということだった。
それで僕は尋ねました。
「その本を読み終わったあと、
読者さんがどうなっていたら
最高ですか?」
そのお母さんの答えに、僕は悲しくなりました。
いえ、寒気すら覚えました。
「私のことを
すごいお母さんだと
思ってくれたら最高です」
いただいたメッセージから
最近、
「ブログを書きたい」
「メルマガを出したい」
「講座をやりたい」
そんな方が増えています。
FACEBOOKを見れば、
そんな投稿ばかりだから、
一見華やかにも見えるのでしょうね。
でもね、
そんな甘いもんじゃないっスよ、
マジで。
先日、こんなメッセージをいただきました。
実践や経験をアウトプットした
い。 コンテンツにまとめることで、自信が持てる、
自己肯定感も高まるのではと考えている。
たぶん、自信をもったり、自己肯定感が高まるってイメージがあるってことは、それを他者から評価されることを期待していますよね。
みんなから感謝されるイメージがありますよね?
先に言っておくと、いいコンテンツを作っても売れませんし、いいことを書いたってブログは読まれません。
まずは、自分の考えをブログに書いてみてください。
誰も読んでませんから。
そして、メルマガを発行しても、そもそも誰も登録してくれませんから。
あまりの需要の無さに、自己肯定感ダダ下がりになると思います。
なぜ、そう言い切れるのか!
僕もそうだったからです(笑)
あの…、一番大事なことを書いておきます。
僕はもう850日、教育と子育てのことを書き続けています。
全然読まれていない時代から、ず〜〜〜〜っと書き続けてきて今があります。
読まれてなくても書き続けてきたんです。
メルマガ読者1人に今と変わらない量のメルマガを送っていたんです(笑)
それがあるから、今こうして平均すると月間5万PVほど。
多い月で10万PVほど、読んでいただけるわけです。
ご登録いただいたメルマガ読者様は1100人ほど。
これが僕のすべてです。
今、講座をして、たくさんの人に喜んでもらえることはうれしいです。
でも、それで僕自身を満たそうなんて気持ちはカケラもございません。
他人で自分を満たせません。
自分を満たすのはいつだって自分です。
これだけは忘れないでください。
「目の前の人を喜ばせるために何ができるか」
それだけを考えて、今日も僕は書き続けています。
すべては読んでくれる方を喜ばせるエネルギー
実は僕のブログ記事、今890記事あります。
総記事数は965記事です。
つまり、75記事はボツ原稿です。
書いたけど、読者が喜ばない記事。
愚痴っぽかったり、ネガティブなエネルギーな記事だったり。
それらは全部、お蔵入りです。
僕は僕を満たすために書いているのではありません。
読者の人が喜んでくれるもの、お役に立てるものを届けたくて、活動しています。
僕が作った「しつもんテンプレート」は2980円で販売しています。
ある人から言われました。
「それ欲しいんですけど、
お金を取るんですか?」
あのさ…、別に僕は「買ってくれ」とは一言も言ってないのね。
必要としている人に届けたくて作ってるのね。
そして、ちゃんと買ってくれる方がいるの。
その方に届けたくて、また新たなコンテンツを準備しているの。
どんなことに困ってるかを聞いて、それを解決するコンテンツを作ってるの!
わかります?
僕は「搾取」してるわけじゃないのね。
いらない人は買わなくてもいいの。
いらないんだもん、買わなくていいでしょ?
必要としている人に、必要としているものを届けたいの。
そして、その対価としてお金をいただいてるの。
対価をいただいているから、新たなコンテンツが生み出せるの。
意味、わかります?
ビジネスの基本は循環。
教育者なら知っておいてね。
僕が受けとってほしいのは、お金を払ってでも僕のコンテンツを必要としてくれている人だけなの。
一度ね、あなた、自分の授業、有料でやってみなよ。
「えっ?先生の授業、お金を払ってまで受けたくないんですけど!」って、子どもに言われない?
その授業、いくらでやる?
いくらでやったら、子どもが参加してくれそう?
そういうこと、考えたことある?
…なんて、エネルギーの投稿はブログにアップせず、お蔵入りしているわけです。
とりあえず、ムカついたから書いたけど、アップはやめよ〜って感じね。
アウトプットは自己肯定感につながるのかな?
僕はそうは思わない。
自分を満たすのは自分自身だけだから。
創造的な人生を生きるためのしつもん
自分を満たすために、何をしてみますか?