ママ、大切にしたいことを大切にしてね。

親子でシャボン玉で遊ぶ画像

「シャンパンタワーの法則」というものがあります。

 

 

シャンパンタワーとは、結婚式やホストクラブのTVドラマで見かける、あれです。

人生をシャンパンタワーに例えるんですね。

 

 

1番上のシャンパングラスは自分。

2段目は家族。

3段目は友達。

4段目はお客様。

 

 

そんなふうに見立てるんです。

 

 

お母さんはついつい、2段目から注ぎがち。

旦那さんや子どもたちをついつい優先させてしまいます。

 

 

それだと、全体が満たされません。

だから、まず自分。

自分のグラスを満たし、そこから溢れ出たもので周囲を満たすのですよ。

 

 

それが、シャンパンタワーの法則です。

 

 

でも、けっこう勘違いされているんです。

 

 

「自分を満たす」ということは「自分を優先する」ということではないのです。

 

 

シャンパンタワーの話をするとね、「私、子どものことばかり優先してました」なんておっしゃる方がたくさんいます。

 

 

 でもね、ちょっと待ってください。

子どものことを優先することが悪いわけではないのですよ。

 

 

大事なことはね、「大切にしたいことを大切にする」ってことなの。

大切にしたいことを大切にすることが自分を満たすことにつながるわけ。

 

 

そこ、間違えないでくださいね。

 

 

 

「あなたが大切にしたいことは何ですか?」

 

お母さんにとって、子どもってやっぱ特別な存在じゃない?

とりわけ乳幼児期の子どもは他人から見てもかわいいじゃない?

お母さんにとっては、もうむちゃくちゃかわいいと思うわけ。

 

 

 

で、大事なことは、「大切なものを優先する」ってことね。

子どもより自分が大切だーー!って思える人はいいよ。

心からそう思える人はね。

 

 

でも、やっぱいろいろワークをしながら、大切にしたい価値観を挙げると、多くのお母さんは「子ども」が何より大切って気づいちゃう。

 

 

だったらさ、子どもを優先すればいいんだよ。

忘れちゃいけないのは、子どもを優先しなければいけないから優先するのではないの。

子どもを大切に思っているから優先してるの。

 

 

わかる?

自分で選んでるのね。

 

 

 

あ〜、いつも子どもを優先しちゃってるな〜。

 

でも、いいの!

 

私は今、この子のことを大切にしたいんだから♡

 

大切にしたいものを大切にしているだけ。

 

私、サイコー!

 

 

それで、いいと思うんだよね。

自分を優先するってことはさ、駐車場に乳幼児を残して、パチンコに熱中するってこととは違うわけじゃない?

 

 

「今、本当に大切にしたいことはなんだろう?」

 

そこに目を向けて、大切にしたいことを大切にするのがハッピーだと思うよ。

子どもはさ、お母さんを幸せにするために生まれてくるんだ。

 

 

そのお母さんが、「子どもを幸せにすることが私の幸せ〜♡」って思ってたらさ、マジでLOVEの大競演じゃん!

 

「幸せにしなきゃ!」じゃなくて「幸せにしたい!」って感じね。

 

 

大切にしたいことを大切にして生きよう。

ホント、そう思うよ。

 

 

子どもとつながる問いかけの魔法

あなたが大切にしたいことは何ですか?

 

くればやし ひろあき

・株式会社ミナクル組織研究所 代表取締役

・フォロワー10万人の教育系TikTokクリエイター「くれちゃん先生」としても活躍中。人間関係や教育についての動画を配信

・1978年、愛知県生まれ。16年間公立中学校の教員として3,000人以上の子どもたちを指導。名古屋市内で最も荒れた中学校で生徒指導の責任者を務め、その後、文部科学省から上海に派遣され、当時世界最大の日本人学校であった上海日本人学校の生徒指導部長を務める。

・互いの「ものの見方や感じ方の違い」を理解し合うことで、他者に寛容な社会を実現したいと願うようになり、2017年独立。

・独立後は、教員時代の経験を活かし、全国の幼稚園や保育園、学校などで保護者向け講演や教職員研修を行う。2018年・2019年には、100人のボランティアスタッフを束ね『子育て万博』を主催。今年10月にパリコレクションのキッズ部門を日本に誘致して開催された『Japan Kids Fashion Week2021』において、全体計画及びキッズモデル・ボランティアスタッフ総勢150名のマネジメントを担当。

・2020年11月、「スタッフみんなが、明日も生き生きと来る!」を理念に、株式会社ミナクル組織研究所を設立。経営者、教職員、スポーツ指導者など、組織のトップや人を指導する立場の人たちから依頼を受け、人間関係づくりやチームづくりに関する講演や企業研修、教職員研修を行っている。経済産業省の事業再構築事業として人材分析システムを開発中。