中2を中だるみをさせないためにできること
中2は本当に『中だるみ』する時期なの?
入学したてで何もかも新鮮な1年生。
部活動に生徒会行事に中心となって大活躍。
進路決定も迫り、学習にも力の入る3年生。
そんな2学年に挟まれて、なんとなくモヤモヤした2年生。
そんな姿から「中だるみ」する時期とよく言われます。
僕は6度、2年生を担当しています。
最初のころは、思いっきり「中だるみ」させていました。
ところが、あることに気がついてから、
「中だるみ」することは一切なくなりました。
「中だるみ」をさせてしまう理由
中2というのは、
モチベーションの置きどころが難しい学年です。
生徒のモチベーション、ではありません。
先生のモチベーションの
置きどころが難しいのです。
1年生はすべての行事が初めての体験です。
まだまだ幼くもあり、
指導することがたくさんあるから、
モチベーションを高く保てます。
先生のモチベーションです。
中3は言うまでもありません。
すべての行事が中学校生活最後。
当然、どの行事も思い出いっぱい。
部活動も最後。
進路決定に向かって、卒業に向かって、
みんな一丸となってがんばります。
だから、モチベーションを高く保てるのです。
もちろん、先生のモチベーションです。
『今』を精一杯生きている子どもたち
子どもたちは常に一生懸命、
『今』を生きています。
中2だから「たるむ」わけじゃない。
「中だるみ」をしなかったのは、
職員集団が一丸となって
子どもたちが輝くような手立てを打っていったから。
職員集団が高いモチベーションで、
目の前の子どもたちに全力で手立てを打つ。
それだけで「中だるみ」はしなくなります。
結局、大人なんです。
学校が荒れるのも、たるむのも大人なんです。
子どもたちは『今』を一生懸命生きている。
そこに胡座をかかない職員集団ならば
「たるむ」ことはないのです。
「ハッピーな先生」になるためのステップ
「結局、大人なんです」ということを自覚する