「与える人」なんて目指すな!

子どもと海外旅行

 

私は、受け取るのは上手だけど、与えるのは苦手です。

与えることで得られるものって、何ですか?

自分から出すことが、なかなか出来ない人はどんなマインドで、どんな行動したら与えられる人に近づけますか?

与えることで、どんな風に人生変わっていくんですか?

 

そして、我が子に与えられる人になって欲しいと思ってる私。

しかし、実際に自分が出来ていない私。

くれちゃんのように、愛される人、信頼される人、どうしたらなれるんでしょう。

そもそも、なろうとすることが違うのかな。

我が子がたくさんの人に愛されるために私が出来ることって何なんでしょう。

まず、周りの人が勝手に僕のことを「与える人」と表現しているだけで、僕はカケラも「与えよう」なんて思ってないのね。

 

 

たとえば、クラウドファンディングやって、映画の上映ツアーやって、子どもの自殺を防ぎたい〜って活動したのね。

あれ、僕の中でカケラもボランティア精神みたいなものはないわけさ。

世の中のために何かしたい!みたいなカッコイイ精神が僕にはない。

 

 

シンプルに言うと、やりたかったからやっただけ。

クラファン、やってみたかったんだよね。

映画の上映会、やってみたかったんだよね。

9月1日は子どもの自殺が最も多い日なんだって。

悲しかったんだよね。

学校の先生としては悲しいじゃん!

学校始まるのが苦痛で死ぬってなんやねん!って感じな。

 

 

その3つが全部つながったから、やったの。

いい?やりたかったからやったの。

 

 

だから、与えたつもりなんてないの。

俺はあれがやりたかった!以上!って感じ。

 

 

でね、「得られるものって何ですか?」って質問が出た時点で「与える人」ではないわけね。

 

 

そりゃ、もちろん、結果的にいろんなものが得られたよ。

でも、それは結果論であって、何かを得るためにやったわけじゃないの。

やってみたら、結果として得られたわけね。

 

 

得るためにやるのは「ギブ&テイク」の精神だよね。

僕はギブ&ギブ。

だから、みんなが「与える人」って考えちゃう。

でも、与えてるつもりなんてカケラもない。

 

 

与える人になろうとしない方がいい

自分を満たせぬまま、人に与えようとするのはヤメた方がいいよ。

きっと枯渇するから。

 

 

「私が、これだけやっているのに!」ってなるからさ。

与えるとか与えないとか、考えない方がいい。

それ、在り方だから。

 

 

シャンパンタワーの法則を思い出してね。

自分のグラスから溢れ出たもので他者を満たすの。

つまり、与えるの。

「与える」っていうか、与えちゃってる♡のが正しい感覚だよ。

 

 

自分が満たされぬまま与えようとすると、結果「奪う」になるんだよね。

 

 

子どもは親の在り方を試してくれる存在だよ

子どもをどう育てたいとか、手放した方がいいよ。

自分のことコントロールできないうちから、人をコントロールしようとするなんて、どうかと思うなぁ。

 

 

自分が太ってるのに、太ってる人に「おい、お前、痩せろよ!」って言ってる感じだもん。

子どものことは子どもが決めるんよ。

あいつら、自分で大人になるんだよね。

 

 

小さい間はさ、子どもたちって「私を見て!私を見て!」って光線を出すじゃない?

それね、シンプルに見てほしいんだ、自分のこと。

そこ、まず、「与える」の練習だと思って、何ができるか、自分に問うといいよ。

 

 

ギブ&テイクの駆け引きは子どもには通用しない。

これ、重要なポイント。

あいつら、むっちゃ大人の在り方見てるからさ。

 

 

ウチの子たち、それを出さない。

3人いても、みんな光線を出さない。

ちゃんと与えてきたから。

お前らは最高の存在だぜ!ってことを届け続けてきたから。

 

 

フェイスブックにアップした動画でね、娘が僕のこと「キモっ!」とか「ウザっ!」とか言ってる動画がある。

それ見て、子どもから嫌われてるんですか?みたいに言う人がいる。

 

 

違う違う。

北海道まで父ちゃんとふたりで旅行するって関係性ができてるんだよな。

ひとりの人間としてリスペクトし、むっちゃ愛を届けてる。

だから、愛して光線を出さない。

 

 

それ、すごく重要。

だから、自分のことは自分でやるし、自立するのも早い。

信じて手放すだよね。

 

 

でも、それ、手放すが先にあっちゃダメ。

信じてから手放すなんだよね。

それがないと、ただの放任か「突き放す」になっちゃうから気をつけよう。

 

 

自分を信じることから始めよう 

意識を外に向けて、「与える人になろう」「愛されよう」と思うほど、逃げていくもの。

もっと自分の内側を満たそう。

 

 

自分の人生を信じられたとき、子どもたちの人生もまた、信じることができるんだ。

そして、いろんな人の人生を信じられる。

だから、目の前の人を喜ばせることに喜びが感じられるようになる。

 

 

結果的にその喜びにフォーカスして、「子育て万博」やってみたり、全国で講座や講演会をしたり、「子どもとつながるしつもんカレンダー」を作ったりしている。

 

 

別に与えてるつもりなんてカケラもないけど、みんなが僕を見て「与える人」だと感じるのは、そういうところだと思うよ。

 

 

僕としては好きなことをやってるだけ。

楽しいからやってるだけ。

ワクワクすることをやってるだけ。

 

 

努力なんてしてないし、我慢もしてない。

ただ、喜びから行動している。

 

 

与える人になるとどんな人生になるか…なんてわからないな。

たださ、いい人生になるなら「与えて」、いい人生にならないなら「与えない」ってのは違うと思うんだよね。

 

 

 

与えようが与えまいが、僕にとって「人生は最高の遊び場」だし、そもそも与えているつもりもないし。

好きなことを好きにやってるだけ。

それを好きだと表現しているだけ。

 

 

それで僕のことを好きになってくれる人は僕に引き寄せられるし、嫌いになる人は離れていく。

それだけのことだよね。

だから、「与えよう」なんて考えないことだよ。

俺、考えてね〜もん。

 

魔法の質問

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くればやし ひろあき

・株式会社ミナクル組織研究所 代表取締役

・フォロワー10万人の教育系TikTokクリエイター「くれちゃん先生」として人間関係や教育についての動画を配信

・1978年、愛知県生まれ。16年間公立中学校の教員として3,000人以上の子どもたちを指導。名古屋市内で最も荒れた中学校で生徒指導の責任者を務め、その後、文部科学省から上海に派遣され、当時世界最大の日本人学校であった上海日本人学校の生徒指導部長を務める。

・2018年~2019年 100人のボランティアスタッフをマネジメントして『子育て万博』を主催。

・2021年~2024年 パリコレクションのキッズ部門を日本に誘致して開催された『Japan Kids Fashion Week』において、全体計画及びキッズモデル・ボランティアスタッフのマネジメントを担当。

・経済産業省の事業再構築事業として人材分析システムCrewDocks®︎を開発。企業研修など精力的に活動中。