『ファシリテーター型リーダー』の見つけ方
教室の中から「ファシリテーター型リーダー」を見つけてみましょう
「ファシリテーター型リーダー」は、見つけることに工夫が必要です。
まず、学級の中で班活動を複数回行います。
班構成を毎回変えるようにします。
メンバーをどんどん入れ替えて、様々な学級活動を行います。
その姿をじっくり観察してみて下さい。
年度当初の活動。
たとえば学級目標を決めたり、掲示物を作ったりという作業を、どんどんメンバーを入れ替えた班で取り入れてみてはいかがでしょうか。
その中で、「いつも話し合いが活性化している班」にいる子はいないでしょうか。
一見話し合いの中心にいない児童生徒でも、「その子がいると、必ず活発に活動できるようになる」という子がいたら、その子は「ファシリテーター型リーダー」の可能性が高いかと思います。
ファシリテーター型リーダーは、いかなる班構成でも、その力を発揮することができますから、その子が上手に発言を促していることが多いのです。
ちなみに「活性化」とは、一人が演説しているグループではありません。
みんなでおしゃべりしているグループです。
じっくり聴いたり、相手の意見を促したり、まとめたり、が上手な子はいます。
そんなリーダーが育ってくると、教室のハッピーは加速します。
「観察」がとっても大切ですね。
ハッピーな先生になるためのステップ
どんなグループ編成でも、話し合いを活性化できる子どもを見つける