「与える」より「奪う」方が効果的だが…。


テストの直前、

子どもたちにこんなことを伝えました。

 

 

Aグループの子どもたちには、

1000円のお小遣いを渡しました。

 

 

そして、

点数が下がったら、

 その1000円を

 取り上げます」

と伝えました。

 

 

 

一方、

 

Bグループの子どもたちには、

「点数が上がったら、

 1000円あげるよ」

と伝えました。

 

 

その結果、

Aグループの方が、

Bグループよりも、

はるかに点数が上がったのだそうです。

 

 

 

「成功したらあげる」

より

「失敗したら取り上げる」

の方が効果的でした。

 

 

「新しいものを得る」

  よりも

「今あるものを失う」

  の方が、

 

私たちの行動につながるわけです。

 

 

 

 

先日、こんなご相談をいただきました。

 

「今度のテストで目標点をクリアしたら、

 スマホを買ってあげる約束をしました。

 そういうの、どう思いますか?」と。

 

 

 

「がんばったら買ってあげるよ」

よりも、

「がんばらなかったら取り上げるよ」

の方が

効果的であることがわかります。

 

 

ただ、一度手に入れたスマホを取り上げられると、かなりの反感を買うはずです。

子どもとの人間関係を壊す効果もあることをお忘れなく♡

 

 

【参考文献】

 池田貴将 著
 『図解 モチベーション大百科』
 (サンクチュアリ出版)

 

   

くればやし ひろあき

人間関係研究家 社会起業家

公立中学校の先生を16年間勤めて独立。その経験を生かしたリレーションシップ講座を全国で開催。関係性を整えることで子どもの能力を最大限に引き出す方法を伝えている。
北は北海道から南は沖縄まで、精力的に講演活動を行うほか、STR(素質適応理論)を用いた個人セッションが人気で現在2ヶ月待ちである。

また、「幸せなお母さんが増えることが幸せな子どもたちにつながる」と考え、お母さんのための学び場『precious life college』を妻とともに主宰。現在は4期目。

子どもの自殺を問題視し、2016年にはクラウドファンディングを成功させ県内8会場映画上映ツアーを敢行。2017年より刈谷市の自殺対策計画策定委員を務める。2017年には児童虐待に着目し、「子育て万博2018inあいち」を主催、「子どもとつながるしつもんカレンダー」をリリースするなど、社会起業家としても活躍している。

3児の父でもある。