癇癪を起こす子が本当は欲しかった言葉♬
先日、こんな質問をいただいたのね。
5歳の男の子が一生懸命絵を描いたんだって。
思いのほかうまく描けたものだから、とても喜んでいたそう。
「お母さん、上手に描けたよ」って、
すごくすごく喜んでいたんだそうよ。
そしたらね、
その子が幼稚園に行ってる間に、
小さな子がお家に遊びに来たのよ。
2歳の子。
その子がね、落書きしちゃったの。
その絵に落書きしちゃったのよ。
5歳の男の子、
幼稚園から帰ってくるなり、
大激怒よ。
「なんで落書きしてあるの!」
って癇癪起こしたの。
お母さんね、
困ってしまったの。
それでね、
一生懸命説明したのよ。
2歳の子なんだから仕方ないでしょ、ってね。
また描けばいいじゃない、ってね。
でも、この子の気持ちは収まらなかったのね。
それで、「どうしたらよかったのでしょうか?」という質問をいただいたのよ。
それで、あたしは「しつもん」したの。
「この子が欲しかったのは、どんな言葉だったのだろう?」ってね。
お母さんね、
ハッとした表情を見せたわ。
そう、それでいいのよ。
あたしは「答え」を教えない。
だって、その「答え」は、
あたしの「答え」であって、
あかたの「答え」ではないものね。
一生懸命説明したお母さん。
それ、間違いじゃないよ。
でもね、
この子が欲しかった言葉は
それじゃなかったんだ。
ただ、それだけよね。
だから、いつも言ってるでしょ?
必要としているものを
必要としている分だけ
届ければいいの。
このお母さんがどんな「答え」に
たどり着いたか。
この記事を読んでいる
あなたにも考えてほしいな。
子育てに迷ったときに出会いたい魔法の質問
この子が必要としているものはなんですか?