「連続して8時間寝たい!」というママの叫び


男には、

どこまで行っても、

わからない女性の気持ち、

というのがある。

 

 

僕らはどうあがいても

母親にはなれない。

 

 

まあ、それはそうなんだけどね。

 

 

男子たるもの親になったならば、

母の、

つまりは妻の、

サポーターでありたい。

 

 

 

「連続して8時間寝たい!」

 

 

赤ちゃんが生まれると、

まさにお母さんは24時間営業になる。

 

 

3時間おきの授乳。

ゆっくり8時間眠ることすらできないのだ。

 

 

我が家はみんな母乳で育った。

 

 

だから、

正直言えば、

授乳に関しては

手を出すスベがなかった。

 

 

赤ちゃんがおっぱいでしかお腹を満たせない時期は、

どうしても24時間営業になる。

 

 

男子として、

妻のサポートができれば、と思う。

 

 

さて、だ。

 

 

「連続して8時間寝たい!」

 

 

この思い。

いろんなお母さんに話を聞く。

多くのお母さんが思っている願いのようだ。

 

 

だが、同時にこんな話も耳にした。

 

 

「そんなことを
 言っちゃいけない!」

 

 

「みんながんばっているのよ」

「お母さんとはそういうものよ」

という同調圧力。

 

 

声なき声、とも言える。

マインドブロックという幻とも言える。

 

 

「連続して8時間寝たい!」

 

 

でも、

そんなこと、

言っちゃいけない!

 

 

 

そんな葛藤があったそうだ。

 

 

この世界は批判に満ちている。

すぐに叩く。

 

 

そんな空気感からか

批判されたくないから

我慢すれば良いと思ったと言う。

 

 

「連続して8時間寝たい!」

 

 

でも、そんなことを言っちゃいけない!

我慢すればいいんだ。

私だけじゃないんだ。

 

 

私たち人間は一人では子育てができないようにできている。

想いは伝えなければ伝わらない。

察する力もほしい。

 

 

すべてはつながりだ。

 

 

「連続して8時間寝たい!」

 

 

そんなお母さんの思いを汲み取れる社会でありたい。

連続して8時間眠れない気持ちを男は知ってほしい。

あなたにできること、もっとあるはずだから。

 

くればやし ひろあき

・株式会社ミナクル組織研究所 代表取締役

・フォロワー10万人の教育系TikTokクリエイター「くれちゃん先生」として人間関係や教育についての動画を配信

・1978年、愛知県生まれ。16年間公立中学校の教員として3,000人以上の子どもたちを指導。名古屋市内で最も荒れた中学校で生徒指導の責任者を務め、その後、文部科学省から上海に派遣され、当時世界最大の日本人学校であった上海日本人学校の生徒指導部長を務める。

・2018年~2019年 100人のボランティアスタッフをマネジメントして『子育て万博』を主催。

・2021年~2024年 パリコレクションのキッズ部門を日本に誘致して開催された『Japan Kids Fashion Week』において、全体計画及びキッズモデル・ボランティアスタッフのマネジメントを担当。

・経済産業省の事業再構築事業として人材分析システムCrewDocks®︎を開発。企業研修など精力的に活動中。