多夫一妻制のお話

女性との会話

一人の男性が一人の女性を満たすことは、なかなか難しい。

一夫多妻制なんてものがあるが、本当は多夫一妻制の方がしっくりくる。

 

 

もう、一人の男性が一人の女性のすべてを満たすって難しいのかもしれない。

女性には3つの支えが必要なのだ。

 

 

一つは経済的な支え。

一つは精神的な支え。

そして、もう一つは誰にも依存せず、自分の足でしっかりと立つこと。

 

 

その3つで、カメラの三脚のように立つ。

これが重要みたい。

 

 

ところが、今の旦那様は経済的な支えにはなってくれても、精神的な支えにはならなかったりする。

女性として輝かせてくれる存在か、というとそうではない。

 

 

不満はない。

よく働く旦那だ。

育児にも参加している。

 

 

でも、私を輝かせてくれない。

そういうことが私を悲しくさせる。

 

 

 

いや、むしろ一人の男性に、その両方を望むのは酷なのかもしれない。

だから、経済的な支えと精神的な支えを別の男性にする。

 

 

そんな女性が増えているらしい。

 

 

…という話を、沖縄で男子大学生が聞かせてくれた。

「しつもんカンファレンス」の懇親会での出来事である。

 

 

「ねえねえ、何か印象に残った話、ある?」

と尋ねたら教えてくれたのだ。

 

 

男子大学生の心に、よほどインパクトを残したんだろうな。

 

 

経済的に支えるということ。

そして、精神的に支えるということ。

 

 

確かに両方を求められたら大変かもしれないな。

 

 

ちなみに、多夫一妻制の国がある時代、あったらしい。

女性は元の家族と暮らし、いわゆる「通い婚」の状態で夜な夜な男性がやってくる。

 

 

夫婦といっても、いっしょに暮らすわけではない。

通ってきてSEXをして帰る。

そんな婚姻関係だったらしい。

 

 

時代や国が変われば、パートナーシップの在り方も変わる。

僕らにとって何がベストなんだろうね?

 

 

くればやし ひろあき

・株式会社ミナクル組織研究所 代表取締役

・フォロワー10万人の教育系TikTokクリエイター「くれちゃん先生」としても活躍中。人間関係や教育についての動画を配信

・1978年、愛知県生まれ。16年間公立中学校の教員として3,000人以上の子どもたちを指導。名古屋市内で最も荒れた中学校で生徒指導の責任者を務め、その後、文部科学省から上海に派遣され、当時世界最大の日本人学校であった上海日本人学校の生徒指導部長を務める。

・互いの「ものの見方や感じ方の違い」を理解し合うことで、他者に寛容な社会を実現したいと願うようになり、2017年独立。

・独立後は、教員時代の経験を活かし、全国の幼稚園や保育園、学校などで保護者向け講演や教職員研修を行う。2018年・2019年には、100人のボランティアスタッフを束ね『子育て万博』を主催。今年10月にパリコレクションのキッズ部門を日本に誘致して開催された『Japan Kids Fashion Week2021』において、全体計画及びキッズモデル・ボランティアスタッフ総勢150名のマネジメントを担当。

・2020年11月、「スタッフみんなが、明日も生き生きと来る!」を理念に、株式会社ミナクル組織研究所を設立。経営者、教職員、スポーツ指導者など、組織のトップや人を指導する立場の人たちから依頼を受け、人間関係づくりやチームづくりに関する講演や企業研修、教職員研修を行っている。経済産業省の事業再構築事業として人材分析システムを開発中。