どうしてこの子は嘘をつくのだろう。子どもが嘘をつくことがあります小さい子は、わかりやすい嘘をつきます。中学生にもなると、巧みに嘘をつく子もいます。中学生になっても、わかりやすい嘘をつく子もいます…。毎日、生徒と接していま...
腹が立ったら、深呼吸!また提出物を忘れてきた。全然宿題をやってこない。そりゃ、人間だから腹が立ちます。怒りたくなります。で、そういうとき「怒り」にまかせて叱ってしまう。なぜ「叱った」のに「怒られた」となるのかそれって、先...
相手に伝わるのは「感情」です。どれだけ優しく叱っても、子どもたちは「怒られた」と表現します。声を荒げたわけでもないのに。優しく諭したつもりです。でも、子どもたちは「怒られた」と受け取ってしまいます。僕は最初、このことを「...
子どもの心に届く言葉僕は中学生のとき、何度も何度も先生に殴られました。ですから、とにかく先生という生き物が嫌いで嫌いで仕方がありませんでした。ですから、何を言われても僕の心に彼らの言葉は届きませんでした。偉そうなことを言...
外に要因を求める思考が苦しめる自分の仕事がうまくいかないとき、私たちは外部に要因を求めたがります。あの子が悪い。あの親が悪い。あの先生が悪い。そして、なんとかその相手を変えようと奔走します。けれど、やっぱり変わらないんで...
できないところに目が行きがちです。不思議なもので、人間というのは「いいところ」よりも「できないところ」に目が行くようです。我が子の通知表、「◎」がたくさんありました。ところがです。どうしても「◯」に目が行ってしまう。「が...
「いじめ」を解決することほど難しいことはない「いじめ」が起きたときに必要な「時間」と「エネルギー」。そして、失う「信頼」。「いじめ」は起きてしまうと、それを解決するのは、決して容易ではありません。僕は、教員生活のほとんど...
ありのままの子どもたちを見つめる子どもたちを「ありのまま」に見ることは、実は大変難しいことのようです。見ているようで、ほとんど見えていない。すべての認識は、感情というフィルターを通して認識しています。だから、今見えている...
プロセスを認めて、強い子を育てる「ほめて伸ばす」とよく言うけれど、「ほめる」よりもっと伸ばす方法をお伝えします。僕は「ほめること」すら手放して、もっと子どもたちを伸ばしたいと考えています。「ほめる」という行動を手放してみ...
犯人探しが、学校を苦しくするうまくいかないとき、その原因を探るのは正しいことです。ところが、私たちは原因ではなく、犯人探しをしてしまいます。うまくいかないのは、いったいだれが悪いのか。子どものせいにしたり、保護者のせいに...