『世界一忙しい日本人学校』でマシーンになる。海外への赴任が決まったとき、当時の教頭先生から言われました。「ウチは世界一忙しい日本人学校だから」僕は在外教育施設に赴任した年、中学3年生の担任になりました。「ウチの中3担任は...
それが教育ですか?ある朝、職員室に男の子がやってきました。手には連絡帳が入った連絡袋が握られています。「○○先生はいらっしゃいますか?」それはとてもとても小さな声でした。職員室の喧騒にかき消され、その声は届きません。僕が...
ダラダラ過ごす日々にさようなら「仕事の量は、完成のために与えられた時間をすべて満たすまで膨張する」これは、英国の歴史学者・政治学者シリル・ノースコート・パーキンソン氏が提唱した『パーキンソンの法則』です。簡単に言えば、人...
無給でも子どもの前に立ちますか?何のために子どもたちの前に立っていますか?お金のため、ご飯を食べるために子どもたちの前に立つ、つまり食業(しょくぎょう)として子どもたちの前に立つのは、なんだか寂しいなって思うのです。「目...
「ただのおじさん、生徒指導をする」の巻すっかり日の暮れたある日のことでした。仕事帰り、近くの公園を通りかかると、なんと公衆便所から火の手が上がっています。見ると、中高生ぐらいの男の子たちが数人、トイレで騒いでいます。便器...
そのルール、本当に必要ですか?学校にはどうでもいいようなルールがけっこうあったりします。それらのルールは「子どもたちに愛され、保護者に応援される先生」を苦しめます。子どもの気持ちに寄り添いたい。けれど、ルールだから仕方が...
あなたが負担に感じていることは何ですか?あるセラピストさんから言われたことがあります。「あなたはこれまでずっと生徒指導の先生でした。ずっと怖い先生でなければなりませんでした。そういう先生であり続けようとしていました。です...
他人を変えることはできないが、影響を与えることはできる他人を変えることは不可能です。いつだって変えられるのは自分だけ。ですが、気をつけなければならないことがあります。それは、他人を変えることはできないけれど、他人に影響を...
「始めること」よりも「やめること」の方が難しい学校の行事って、始めるのは意外と簡単なのですが、終わらせるのはなかなか難しいですよね。スタートアップのときは、たしかにエネルギーが必要です。ところが、そのエネルギーってわくわ...
部活動が辛い先日、こんな記事を見つけました。「部活動の指導が辛い」なるほど…、そうかもしれません。「専門じゃないことを教えるのは、子どもたちに申し訳ない」なるほど…、そうかもしれません。「僕らの仕事は授業であって、部活じ...