子どもとの関係に悩むお母さん子どもとの関係に悩んでいるお母さんがいました。彼女は本当に困っていました。それで、そんなお母さんと少しだけお話をしたんですね。すると数日後。「子どもとの関係がガラリと変わった」と、喜びの声を届...
子どもにどんな「しつもん」をしますか?最近よく尋ねられます。ズバリお伝えします。「で、君はどうしたいの?」「それで、あなたはどうしたいの?」「だからさ、お前はどうしたいの?」はい!「で、どうしたいの?」これです。この「し...
「ウチの子、そんな子じゃありません!」そう言われることがあります。子どもが生きづらさを感じているときだけ、僕は「発達検査」を提案します。先生自身が困っているから「発達検査」を提案する人もいます。いやいや、違うって。お前が...
子どもたちは、「愛の選択」の中で生きています。「自分がどうしたいのか?」それが「愛の選択」。自分の気持ちを素直に受け止めて自分の行動を選択していきます。ところが、どこかのタイミングで、だんだん「恐れの選択」に汚染されてい...
僕には、よくわからないことがあります。それは、「発達障害の子がクラスにいると大変」という気持ちです。抱えているものは人それぞれです。生きづらさを感じている子はたくさんいます。だから、手を差し伸べるのは、自然なこと。でも、...
目の前に苦しんでいる子がいたとして。それに目を瞑ること、可能なんですよ。それを無視すること、可能なんですよ。でもね、それができないから教育者なのです。教育者だから子どものために働くんじゃないの。子どものために突き動かされ...
学校に行くと安心する。学校に行かないと不安になる。なんでだろう?一方で、学校なんて行っても行かなくてもどっちでもいいよという人もいる。で、そんな場合、学校に行く行かないは、安心や不安の材料にはならない。んじゃ、学校が辛く...
子どもの成績が上がる。たとえば、いい点数を取ってくる。たとえば、順位が上がる。人間の欲求には際限がないように、そういうものにも際限がないのですね。もっとがんばれ!もっとがんばれ!って、際限がないのです。「もうあなたは十分...
「私はただ学校か嫌なの。 理由なんてない。 ただ行きたくないの。 ただただ行きたくないの」そう涙をためて話す子がいた。「でも、それを伝えるたび お母さんは 何かあったの? 何が辛いの? 学校には行った方が いいのよって言...
生まれたばかりの赤ちゃんを僕らは比べたりしない。あの子の方がかわいいとか、うちの子の方が賢そうとか比べたりしない。それなのに、いつからか比べてしまうんだな。しゃべるのが遅くはないか。立つのが遅くはないか。オムツが取れるの...