大切なのは在り方子どもたちに問いかけるとき、一番大事なことがあります。それは、こちらの「在り方」。そう。もしも、子どもの言葉を引き出せていないとしたら、それは「しつもん」が悪いんじゃないの。問いかける人の在り方に問題があ...
悪口をもらっても困ります。学校の先生から、こんなメールをいただきます。「こんな子どもがいるんです」「こんな保護者がいるんです」いかに子どもが悪いか。いかに保護者が悪いか。そんなメールを一方的に送りつけてくる。そんなメッセ...
世界一忙しい日本人学校上海1年目。究極に忙しい毎日だった。全部で108通の高校受験のための調査書を作った。煩悩と同じ108通。70通ほどが手書きだった。今どき手書きって何だ?指導要録を丸写しする感じ。「総合的な学習の時間...
なんのためにルールを作ったのか、その本質を忘れてルールを守らせることだけに一生懸命になってしまう。そんなことが、学校という場所には多い。何のためにそのルールがあるのか。これを言葉にできるだろうか?「先生、何でこんなルール...
目の前に苦しんでいる子がいたとして。それに目を瞑ること、可能なんですよ。それを無視すること、可能なんですよ。でもね、それができないから教育者なのです。教育者だから子どものために働くんじゃないの。子どものために突き動かされ...
あるところにこんな会社がありました。そこは完全なる年功序列の会社です。新入社員の彼は憤っていました。「なぜ、あの人たちには仕事がないんですか?」もっとも高給取りの年配の者たちは、コーヒーを飲みながら、くだらないおしゃべり...
授業中に子どもたちがアウトプットする時間をたくさん作るんですね。どうも先生って教えることが好きでしょ?でもね、教えないの。教えないのって苦しいよ。んでも、教えない。教えないのが苦しくて、それで教えてるならさ、それ、子ども...
「バカじゃないの?」って思うルールだって子どもたちには指導しなきゃいけない。理不尽なルール。くだらないルール。「そんなときはどうしてるの?」 そういうご質問をいただきました。僕ね、ホント、ルールなんて嫌いで、できればルー...
自分のことを「先生」と呼ぶ職業を他に知りません。もちろん、「先生」と呼ばれる職業は、たくさんあります。政治家さんにお医者さんをはじめ、士業の方などは「先生」と呼ばれることが多い。けれど、そういった方々も、自分のことを「先...
校舎外で子どもたちを集めるとき、気にするのは太陽の位置。逆光にならないようにします。集まったら、まず人数を目視で数えます。こういうことは、もう自然に、ごくごく自然に。自動的にやってしまう行動です。教室にいるとき。太陽の光...