あるお母さんのお話です。お子さん同士がすぐ喧嘩するんですね。我が家もそう。 ゲームの順番、漫画をどちらが先に読むか…。床に落ちたお菓子のゴミを「それを僕じゃない」「いや、わたしじゃない」なんてやっている。 あ〜〜、ヤ...
「なぜ、そんなにも子どもが信じられるのですか?」そんな質問をされたことがある。「信じた結果、子供が非行に走ったら、どう責任を取るのですか?」そう質問されたこともある。僕の答えはひとつしかない。「信じられている子は非行に走...
「僕、外交官になりたいんです」そんな子がいました。勉強熱心でね。でも、あまり学力は高くないから苦労していました。それでね、僕は尋ねるわけです。「へ〜っ、外交官って何する仕事なの?」すると、こんな答えが返ってくる。「わかり...
「うちの子は、好きなことが見つからないんですよね」で、僕は尋ねる。「何かハマってるものはないんですか?」と。そしたら、こんな答えが返ってくる。「何もないんです。ずっとゲームばかりやってるんです」僕はニヤリとします。でも、...
何かを肯定する文章よりも、何かを批判する文章の方が、書きやすい。いいところにフォーカスよりも、欠点にフォーカスする方が簡単ですから。人間って、ダメなところにフォーカスしやすいですから。そんなわけで、公教育に対して否定的な...
「努力したというなら、結果で見せてみろ!」まあ、そんな父ちゃんは多い。で、それは父ちゃんがビジネスライクな考え方をするからなのか?って言ったら、違うと思うんだよね。なんで、父ちゃんは数字に目が行くかって言ったらね、そもそ...
子どもの言葉を引き出す子どもに問いかける。これ、家庭でも学校でも、すごく大事にしていることです。「問いかける」って「しつもん」に似ている。でも、ちょっと違うんだな。「しつもんするけど、答えは求めない」そんな感じ。問いかけ...
子どもに問いかける。そんなとき、僕らにはどこか「期待している答え」が存在する。「こんな問いをしたら、 こんな答えが返ってきてほしい」「この流れなら、 この答えでしょ?」すると、ついつい意図を放ってしまうんだ。子どもにどん...
子どもたちは、「愛の選択」の中で生きています。「自分がどうしたいのか?」それが「愛の選択」。自分の気持ちを素直に受け止めて自分の行動を選択していきます。ところが、どこかのタイミングで、だんだん「恐れの選択」に汚染されてい...
思春期の子どもたち。がんばって生きていない子を僕は知らない。みんな、がんばってる。その子なりのペースで走ってるんだ。それがいい。それでいい。「あなたは あなたのままで いいじゃない?」そう声をかけると、涙をこぼす子がいる...