「学校の先生」という生き物は、どうも子どもを変えたいようです。なぜ、現実が変わらないのかといえば、それはあなたが変わらないからなんです。でも、子どもを変えようとします。自分自身を変えることなく、子どもを変えようとします。...
一つの枠に納めた方が大人としては都合がいい。学校って、結局少ない大人でたくさんの子どもの面倒を見る仕組みなんだよね。「みんな違ってみんないい」そんなふうに言うけれど、やってることはね、「みんな同じがいい!」たったりするわ...
子どもとの関係に悩むお母さん子どもとの関係に悩んでいるお母さんがいました。彼女は本当に困っていました。それで、そんなお母さんと少しだけお話をしたんですね。すると数日後。「子どもとの関係がガラリと変わった」と、喜びの声を届...
「ウチの子、そんな子じゃありません!」そう言われることがあります。子どもが生きづらさを感じているときだけ、僕は「発達検査」を提案します。先生自身が困っているから「発達検査」を提案する人もいます。いやいや、違うって。お前が...
その子のその子らしさを応援する。あのね、これは発達障害の話に限らないの。もうさ、学校って「人間のるつぼ」なんですわ。いろんな子がいるね。日本人に限らないし。親の職業だってバラバラ、経済状況もバラバラ。もうね、いろんな子が...
発達障害の子どもが教室にいたとしても困らない。全然困らない。それはなぜでしょうか。配慮を要するっていうと、すぐその子に支援することばかり考えちゃうんだな。違うのよ。働きかけるのは、周囲の子どもなの。周囲の子どもに働きかけ...
僕には、よくわからないことがあります。それは、「発達障害の子がクラスにいると大変」という気持ちです。抱えているものは人それぞれです。生きづらさを感じている子はたくさんいます。だから、手を差し伸べるのは、自然なこと。でも、...
目の前に苦しんでいる子がいたとして。それに目を瞑ること、可能なんですよ。それを無視すること、可能なんですよ。でもね、それができないから教育者なのです。教育者だから子どものために働くんじゃないの。子どものために突き動かされ...
あるところにこんな会社がありました。そこは完全なる年功序列の会社です。新入社員の彼は憤っていました。「なぜ、あの人たちには仕事がないんですか?」もっとも高給取りの年配の者たちは、コーヒーを飲みながら、くだらないおしゃべり...
授業中に子どもたちがアウトプットする時間をたくさん作るんですね。どうも先生って教えることが好きでしょ?でもね、教えないの。教えないのって苦しいよ。んでも、教えない。教えないのが苦しくて、それで教えてるならさ、それ、子ども...