「がんばります」には注意が必要です。部下や選手、児童生徒に「がんばります」と言わせてしまうマネジメントは、多くの場合うまくいきません。銀行の方とお話をしていてnisa口座の開設を勧められたときのことです。我が家のリビング...
僕の趣味はスタジアムまでJリーグの応援に行くことです。最初はメインスタンドで静かに観戦していましたが、今ではサポーターとしてゴール裏でチャント(応援歌のようなもの)を歌って飛び跳ねています。さて、勝つこともあれば負けるこ...
人間の行動は、「きっかけ→行動→反応」で決まります。「行動」につながらないのは、「きっかけ」に原因があります。たとえば、部下や選手、児童生徒が困っているとき、「相談」してほしいですよね。何に困っているのか言ってくれないと...
部下や選手、児童生徒の「やる気」を引き出したいというお声をよくいただきます。この「やる気」について考えてみたいと思います。内発的動機という言葉があります。自分の中から「これがやりたい!」と沸いてくる気持ちです。この気持ち...
組織づくりにおいて、最初にすべきことは「ゴール設定」です。例えば学校の先生の場合、4月のはじめに学級経営案を作成します。「今年はどんな学級をつくろうかな?」そんなイメージを膨らませます。学級経営案では、聞こえのいいフレー...
多くの人は自分のことを論理的な生き物だと考えています。ですから、よく考えて行動しますし、子どもには「よく考えて行動しなさい」と教え諭します。でも、本当に人間は論理的な生き物なのでしょうか。興味深い実験があります。1箱10...
どうしたら人を笑顔にできるだろうか?いつもそんなことを考えてきました。どれだけ真面目な職員会議でも、発言する機会があれば、最後はちゃんと笑いを取りたい。そんなことを考える人はいないのかもしれませんが。昔、若い女性の先生か...
リーダーに求められるのは器の大きさだ!という話をしたいと思います。いやはや、耳の痛い話かもしれませんが、どうぞ最後までお付き合いください。リーダーの器が大きければ、人は集まってくる。リーダーの器が小さければ、人は徐々に離...
僕らのこれまでの研究で、組織において重要なのはNo.2の存在であることがわかっている。組織の拡大には優秀なNo.2、つまりはリーダーの右腕が必要なのである。かく言う僕もこれまで副主任というNo.2の立場を何年もやってきた...
リーダー論を語るとき、中国の古典である『老子』の一節がよく話題になる。とりあえず、下に載せておく。太上は下、之有るを知るのみ。(最上のリーダーは、存在だけが知られているような人だ)其の次は親しみて而うして之を誉むる。(そ...