部下や選手、児童生徒の「やる気」を引き出したいというお声をよくいただきます。この「やる気」について考えてみたいと思います。内発的動機という言葉があります。自分の中から「これがやりたい!」と沸いてくる気持ちです。この気持ち...
組織づくりにおいて、最初にすべきことは「ゴール設定」です。例えば学校の先生の場合、4月のはじめに学級経営案を作成します。「今年はどんな学級をつくろうかな?」そんなイメージを膨らませます。学級経営案では、聞こえのいいフレー...
人を動かすのに、「ご褒美」は有効な手段でしょうか?今日はそんな話を書きたいと思います。子どもたちにクレヨンと画用紙を手渡し、ある実験をしました。Aグループの子どもには、「上手に絵が描けたら、 ご褒美をあげるよ」と伝えまし...
僕らの人材分析システムでユーザーさんの分析をすると、面白い現象が起こります。それは他人の分析は当たっているように見えるのに、自分の分析は当たっていないように見えることです。あるとき、職場の先輩後輩で勉強会に来てくれた男性...
僕らは一人で生きていくことができません。だから、必ず誰かと関わって暮らしています。家庭では夫や妻、子どもたちと。一歩、家庭を飛び出せば、地域の人がいて、駅には駅員さんや見知らぬ人たちがいて。職場では同僚や上司、部下、お客...
僕らの感情のスイッチを入れる「大脳辺縁系」には「扁桃体」という器官があります。「扁桃体」は視覚や聴覚、触覚などから情報を受け取り、快不快(好き嫌い)を判断します。「扁桃体」のお隣には「海馬」という記憶装置があり、快不快(...
些細なことで、急に怒りが沸くことがあります。先日、あるイベントのスタッフとして大きなスタジオにお邪魔したときのこと。そのスタジオには部屋がいくつもありました。それで電光掲示板に、「○号室はどこどこが使っていますよ」という...
ある不登校傾向の生徒がいました。その子と話をしているうちに、「なぜ学校に来れないか」がだんだんわかってきました。すると、一つの原因が浮き彫りになったのです。学校に行く準備をして、玄関を出ようとします。すると、ハッと思い出...
芸能人のネットニュースのコメント欄を見ていると、「あの役者は性格が悪い」というような言葉を見つけました。これはなかなか面白い話です。なぜならそのコメントを書いている人は、その役者さんに会ったことがないからです。テレビや映...
行動を起こすと、必ず結果が出ます。良い結果が出ることもあれば、悪い結果が出ることもあります。いずれにせよ、自分が何か行動を起こすと、結果を出てきますよね。この結果と自分との関係をどう捉える傾向にあるか、という話をしたいと...