この世界に生きる人をザックリ2つのグループに分けてみたいと思います。察しが悪い、気が利かないタイプの人がいます。人の考えていることを察するのが苦手な、いわゆる鈍感な人です。こういうタイプの人は、ちゃんと説明してほしいタイ...
人間関係を整えるには、究極のところ「相手を理解すること」しかないな、と思っています。人は一人では生きていけないから、他者と関わり合って生きているわけですが、人と関わると「怒り」を感じる場面がどうしてもあります。最近、誰に...
東洋哲学では、この世界はすべて陰と陽でできていると考えます。僕らはどうしても「良い」と「悪い」でこの世界を眺めているところがありますが、何が良くて何が悪いかはその瞬間瞬間で変わったりもします。物事には光の部分もあれば影の...
「己の欲せざるところ、人に施すことなかれ」という言葉があります。自分がされて嫌なことを他人にするな、という意味ですね。この反対は、「自分がされてうれしいことを相手にしよう」なのですが、自分がされてうれしいことが相手もされ...
人間の行動は、「きっかけ→行動→反応」で決まります。「行動」につながらないのは、「きっかけ」に原因があります。たとえば、部下や選手、児童生徒が困っているとき、「相談」してほしいですよね。何に困っているのか言ってくれないと...
部下や選手、児童生徒の「やる気」を引き出したいというお声をよくいただきます。この「やる気」について考えてみたいと思います。内発的動機という言葉があります。自分の中から「これがやりたい!」と沸いてくる気持ちです。この気持ち...
僕らの人材分析システムでユーザーさんの分析をすると、面白い現象が起こります。それは他人の分析は当たっているように見えるのに、自分の分析は当たっていないように見えることです。あるとき、職場の先輩後輩で勉強会に来てくれた男性...
僕らは一人で生きていくことができません。だから、必ず誰かと関わって暮らしています。家庭では夫や妻、子どもたちと。一歩、家庭を飛び出せば、地域の人がいて、駅には駅員さんや見知らぬ人たちがいて。職場では同僚や上司、部下、お客...
僕らの感情のスイッチを入れる「大脳辺縁系」には「扁桃体」という器官があります。「扁桃体」は視覚や聴覚、触覚などから情報を受け取り、快不快(好き嫌い)を判断します。「扁桃体」のお隣には「海馬」という記憶装置があり、快不快(...
些細なことで、急に怒りが沸くことがあります。先日、あるイベントのスタッフとして大きなスタジオにお邪魔したときのこと。そのスタジオには部屋がいくつもありました。それで電光掲示板に、「○号室はどこどこが使っていますよ」という...