僕らの人材分析システムでユーザーさんの分析をすると、面白い現象が起こります。それは他人の分析は当たっているように見えるのに、自分の分析は当たっていないように見えることです。あるとき、職場の先輩後輩で勉強会に来てくれた男性...
僕らは一人で生きていくことができません。だから、必ず誰かと関わって暮らしています。家庭では夫や妻、子どもたちと。一歩、家庭を飛び出せば、地域の人がいて、駅には駅員さんや見知らぬ人たちがいて。職場では同僚や上司、部下、お客...
僕らの感情のスイッチを入れる「大脳辺縁系」には「扁桃体」という器官があります。「扁桃体」は視覚や聴覚、触覚などから情報を受け取り、快不快(好き嫌い)を判断します。「扁桃体」のお隣には「海馬」という記憶装置があり、快不快(...
些細なことで、急に怒りが沸くことがあります。先日、あるイベントのスタッフとして大きなスタジオにお邪魔したときのこと。そのスタジオには部屋がいくつもありました。それで電光掲示板に、「○号室はどこどこが使っていますよ」という...
芸能人のネットニュースのコメント欄を見ていると、「あの役者は性格が悪い」というような言葉を見つけました。これはなかなか面白い話です。なぜならそのコメントを書いている人は、その役者さんに会ったことがないからです。テレビや映...
行動を起こすと、必ず結果が出ます。良い結果が出ることもあれば、悪い結果が出ることもあります。いずれにせよ、自分が何か行動を起こすと、結果を出てきますよね。この結果と自分との関係をどう捉える傾向にあるか、という話をしたいと...
現在の心理学では、パーソナリティーという考え方が一般的です。人の性格というものは、社会生活の中で獲得されていったものだ、という考え方です。あなたがその性格なのは、出会った人や生活環境の影響だと考えます。そこに、持って生ま...
僕らはよく「性格」という言葉を使います。「あの人は性格がいい」とか「あの子は性格が悪い」とか言ったりします。ところで、「性格」って何でしょうか?本当に「性格がいい」のであれば、誰からも好かれなければならないですし、本当に...
感情にフォーカスしないと、人間関係はうまくいきません。基本的に人は「わかってもらいたい生き物」です。ある日の会議で、一人の男の子が話題になりました。思春期というのは、心が曇り空になったり晴れたりと大忙しです。それで先生た...
多くの人は自分のことを論理的な生き物だと考えています。ですから、よく考えて行動しますし、子どもには「よく考えて行動しなさい」と教え諭します。でも、本当に人間は論理的な生き物なのでしょうか。興味深い実験があります。1箱10...