外に要因を求める思考が苦しめる自分の仕事がうまくいかないとき、私たちは外部に要因を求めたがります。あの子が悪い。あの親が悪い。あの先生が悪い。そして、なんとかその相手を変えようと奔走します。けれど、やっぱり変わらないんで...
職員室の雰囲気はいかがですか?職員室がギスギスすることほど辛いことはありません。僕は、辛い職員室で過ごした経験があります。もうずいぶん昔の話になります。ちょうど修学旅行の企画をつくる係でした。そしたらね、年配の先生が言う...
子どもに揚げ足を取られたら子どもたちの中には、一生懸命先生の粗探しをする子がいます。板書のミスを指摘する。テストのミスを指摘する。対応の雑さを指摘する。そんな子、今までにたくさん見てきました。そんなとき、若かった僕は、正...
子どもたちのユニークな部分の眺め方人間にはデコボコがあって当たり前です。それは、山に転がる石ころと同じです。デコボコは個性なのです。得意不得意や好き嫌い、そんなデコボコを個性として見つめられる先生は素敵です。とりわけ目に...
できないところに目が行きがちです。不思議なもので、人間というのは「いいところ」よりも「できないところ」に目が行くようです。我が子の通知表、「◎」がたくさんありました。ところがです。どうしても「◯」に目が行ってしまう。「が...
個の力では打開できない教育現場個人プレーで素敵な場所にできるほど、学校現場は甘くありません。野球は9人いないとできないし、サッカーは11人いないとできないように、学校教育は、職員室にいる全員がプレーしないと成り立ちません...
仕事の価値は、感謝の質と量で決まります。職業に貴賎はないけれど、価値ある仕事は、やはり「感謝」の度合いが違います。野球のイチロー選手などは、活躍すれば日本中が歓喜します。とりわけ海外に暮らす日本人は、大変勇気づけられます...
子どもたちをハッピーにしたいすべての方へこれまで16年間、日本で、そして海外で中学校の先生をしてきました。3000人を超える思春期の子どもたちと出会ってきました。また、その家族とも出会ってきました。この16年間で、たくさ...
教室の中から「ファシリテーター型リーダー」を見つけてみましょう「ファシリテーター型リーダー」は、見つけることに工夫が必要です。まず、学級の中で班活動を複数回行います。班構成を毎回変えるようにします。メンバーをどんどん入れ...
子どもは僕らの先生です。先生が上、子どもたちが下。そのマインドを手放すと、教室がハッピーになります。そこにあるのは人間と人間の関係だけです。上も下もないのです。「上に立たなきゃいけない」と考えると、横柄になったり、乱暴に...