子どもにどんな「しつもん」をしますか?最近よく尋ねられます。ズバリお伝えします。「で、君はどうしたいの?」「それで、あなたはどうしたいの?」「だからさ、お前はどうしたいの?」はい!「で、どうしたいの?」これです。この「し...
「ウチの子、そんな子じゃありません!」そう言われることがあります。子どもが生きづらさを感じているときだけ、僕は「発達検査」を提案します。先生自身が困っているから「発達検査」を提案する人もいます。いやいや、違うって。お前が...
その子のその子らしさを応援する。あのね、これは発達障害の話に限らないの。もうさ、学校って「人間のるつぼ」なんですわ。いろんな子がいるね。日本人に限らないし。親の職業だってバラバラ、経済状況もバラバラ。もうね、いろんな子が...
発達障害の子どもが教室にいたとしても困らない。全然困らない。それはなぜでしょうか。配慮を要するっていうと、すぐその子に支援することばかり考えちゃうんだな。違うのよ。働きかけるのは、周囲の子どもなの。周囲の子どもに働きかけ...
子どもたちは、「愛の選択」の中で生きています。「自分がどうしたいのか?」それが「愛の選択」。自分の気持ちを素直に受け止めて自分の行動を選択していきます。ところが、どこかのタイミングで、だんだん「恐れの選択」に汚染されてい...
僕には、よくわからないことがあります。それは、「発達障害の子がクラスにいると大変」という気持ちです。抱えているものは人それぞれです。生きづらさを感じている子はたくさんいます。だから、手を差し伸べるのは、自然なこと。でも、...
そもそも「優れている」とか「劣っている」とかの「ものさし」って何なのでしょうか。勉強ができる者を優れていると考えるから、「勉強をさせなければ」という考えが生まれます。運動できる者が優れていると考えるから、「運動させなけれ...
学校に行くと安心する。学校に行かないと不安になる。なんでだろう?一方で、学校なんて行っても行かなくてもどっちでもいいよという人もいる。で、そんな場合、学校に行く行かないは、安心や不安の材料にはならない。んじゃ、学校が辛く...
子どもの成績が上がる。たとえば、いい点数を取ってくる。たとえば、順位が上がる。人間の欲求には際限がないように、そういうものにも際限がないのですね。もっとがんばれ!もっとがんばれ!って、際限がないのです。「もうあなたは十分...
「私はただ学校か嫌なの。 理由なんてない。 ただ行きたくないの。 ただただ行きたくないの」そう涙をためて話す子がいた。「でも、それを伝えるたび お母さんは 何かあったの? 何が辛いの? 学校には行った方が いいのよって言...