「木」を見ますか?「森」を見ますか?「木を見て森を見ず」ということわざがあります。物事の一部分や細部に気を取られて、全体を見失うことを意味します。でもね、学校ではそれでいいと思うのです。「見る」これが先生にとって、すご〜...
無駄が多いほど、子どもの心は離れていくうまくいかない学級活動。うまくいかない授業。そんな教師の悩み。その悩みの原因は「話が長いこと」指示をした。説明をした。だけど、うまく伝わらない。すると、指示や説明を重ねることになりま...
相手に伝わるのは「感情」です。どれだけ優しく叱っても、子どもたちは「怒られた」と表現します。声を荒げたわけでもないのに。優しく諭したつもりです。でも、子どもたちは「怒られた」と受け取ってしまいます。僕は最初、このことを「...
指導が困難な子への対応を相談するとき「話を全然聞けない子」がいます。「忘れ物ばかりしてくる子」がいます。「人の気持ちを察することができず、ついつい人の嫌がることばかり言う子」がいます。教室にいる子どもたちは、本当に十人十...
『ハッピーな先生』にとって、もっと重要な資産は『時間』です学級経営においても、生徒指導においても、学習指導においても同じです。時間がないと焦りを生みます。時間がないと手っ取り早く終わらせようとして、雑になります。時間がな...
子どもたちのユニークな部分の眺め方人間にはデコボコがあって当たり前です。それは、山に転がる石ころと同じです。デコボコは個性なのです。得意不得意や好き嫌い、そんなデコボコを個性として見つめられる先生は素敵です。とりわけ目に...
「いじめ」を解決することほど難しいことはない「いじめ」が起きたときに必要な「時間」と「エネルギー」。そして、失う「信頼」。「いじめ」は起きてしまうと、それを解決するのは、決して容易ではありません。僕は、教員生活のほとんど...
ときおり、先生が「いじめ」を先導していた、などというニュースを目にします。そんなことは、にわかには信じられません。このご時世に先生になろうという人物です。僕は、「そんな先生はいない」と信じたい。きっとそんなつもりはないの...
指示待ちの子どもたちを生み出したのは大人です。指示されないと行動しない子どもたち。もっと自主的に行動させたいと悩んでいる先生がいます。子どもたちの自主性を育てるために必要なことは何でしょうか。いつだって子どもたちの姿は、...
子どもの表情を見てごらん朝の短い学級活動で、先生の話を聴いている子どもたち。どんな表情をしているでしょうか。たとえば、暗い顔している子。朝から机に伏せている子。そんな子を見つけたら、まず声をかけますよね。では、クラス全体...