職人さんの育て方に近い、学校の先生の育て方 師匠を真似たり盗んだり、自分から教えを請わねばなりません。ですから、素敵な先生を師匠に選ばなければならないのです。ところが、僕らは1校目の職場を選ぶことはできません。当然、どん...
犯人探しが、学校を苦しくするうまくいかないとき、その原因を探るのは正しいことです。ところが、私たちは原因ではなく、犯人探しをしてしまいます。うまくいかないのは、いったいだれが悪いのか。子どものせいにしたり、保護者のせいに...
騙されてあげるのも仕事ですあまり勉強が得意でない子がいます。宿題もあまり出しません。あるとき、その子が丁寧に宿題をやってきました。ですが、すべて正答でした。それで、担任の先生がこうつぶやいたんです。「あっ!答え写してきた...
子どもの表情を見てごらん朝の短い学級活動で、先生の話を聴いている子どもたち。どんな表情をしているでしょうか。たとえば、暗い顔している子。朝から机に伏せている子。そんな子を見つけたら、まず声をかけますよね。では、クラス全体...
子どもたちを自分に都合よく見てはいないですか?人間は、自分に都合よく、周囲を見つめます。自分に都合よく解釈しているとも言えます。たとえば、提出物が出せない子。忘れ物が多い子。この状態を招いているのは先生だ!なんて言われた...
「こうでなければならない」が教室をつまらなくしている毎週やってくる道徳の授業に苦しさを感じたことはありませんか?忘れたころにやってくる。大切なのはわかっている。行事に振り返られることもしばしば。道徳の授業に対して、ブロッ...
なぜ、そのメソッドは子どもに届かないのか書店に並んだ様々なメソッドたち。学級づくり、道徳、そして教科学習。大型書店に行くと、圧倒されるほどの教育書が並んでいます。僕も、それらを真似したことがありました。たしかに、おもしろ...
だれのためのスキルですか?スキルやメソッドを追い求めてネット検索。教育書を眺める。「目の前のことを何とかしたい」僕もそうでした。明日の教室を乗り切るので精一杯。目の前で起きている問題を手っ取り早くなんとかしたい。つまり、...
『体罰』から何も生まれません。僕は小中学生のとき、先生から理不尽なほど殴られました。心に残ったのは、憎しみ、怒り、失望。「感謝」なんて一つもありません。ハッキリ言って、嫌いでした。大嫌いでした、先生のこと。そんな先生は『...
保護者と子どもたちの心を引きつけるために必要なマインド
「お金を稼ぎたいから医者になった人」と
「世界中の病気を救いたくて医者になったという人」。
あなたはどちらのお医者さんに診てもらいたいですか?...