「しつもん」は、どんな答えも正解!だから、「いいね」で受け止める。ジャッジしない。そんなことを講座ではお話します。でもね、子どもに「しつもん」すると、「いいね」って言えないときもあるんです。「殺したい」とか、「死にたい」...
いろんな悩みを抱える子供たち。いろんな悩みを抱えるお父さんお母さんたち。そんなとき、スクールカウンセラーにおつなぎすることがあります。ところが、なかなかリピーターにはなってくださいません。1回こっきり。「次の予約、どうさ...
授業参観に来ると驚かれることがある。「あんなに自分の考えを堂々と話せる中学生はいない」と。授業をする先生方からも、「くればやし先生のクラスは授業がやりやすい」と、よく言われる。みんな積極的に発言してくれる、と。「思春期の...
「私はただ学校か嫌なの。 理由なんてない。 ただ行きたくないの。 ただただ行きたくないの」そう涙をためて話す子がいた。「でも、それを伝えるたび お母さんは 何かあったの? 何が辛いの? 学校には行った方が いいのよって言...
カウンセリングのスキルって、いろいろあります。で、よく耳にするお話。「オウム返しをするといい」僕も昔、研修で言われたんです。でも、頑なにやらなかった。アホか!と思った。相手が言ったことをそのまま返す。僕は絶対にやらない。...
『魔法の質問カード』を教室で生かす 「魔法の質問カード」を使った教育相談。フェイスブックで書いたら、思いのほか反響があってビックリ。でもね、このカードがあれば子どもたちがどんどん話し出すかって言ったら、それは大嘘です。こ...
意図を手放して寄り添うことがスタートライン生徒指導をするとき、心がけていることがあります。それは、決して「あーしなさい、こーしなさい」と言わないことです。アドバイスはしませんただ問いかける。子どもたちに「しつもん」を届け...
学校の先生はしゃべりすぎる以前の僕は、『沈黙』を我慢することができませんでした。むしろ、「沈黙が怖い」と表現した方がいいでしょう。教育相談、保護者会、懇談会、生徒指導に、授業中。言葉で沈黙を埋めてしまう。沈黙が続くと、我...
ただ「聴くこと」って難しい子どもたちとの会話。保護者との会話。同僚との会話。「傾聴が大事だって研修でやったな〜。よ〜く聴かなきゃな」そう思っても、ついつい意見がしたくなる。ついついアドバイスをしたくなる。そんなことってな...
子どもたちの言葉にゆっくり耳を傾ける慌ただしい毎日です。ゆっくり子どもたちの話を聴いてあげることすらできない。そんな先生もいるかもしれません。もっと落ち着いて聴いてあげられたら、救われる子どもたちはたくさんいますよね。た...