「木」を見ますか?「森」を見ますか?「木を見て森を見ず」ということわざがあります。物事の一部分や細部に気を取られて、全体を見失うことを意味します。でもね、学校ではそれでいいと思うのです。「見る」これが先生にとって、すご〜...
あなたは何に怯(おび)えているのですか?学校という場所は、非常にナーバスです。なにかにおびえている。いったい何におびえているのかわからない。けれども、なにかにおびえていると思うのです。失敗したら、どうしよう。クレームが来...
服装の乱れは心の乱れ「服装の乱れは心の乱れ」という言葉を耳にしたことがありますか?たしかに、服装にその子の気持ちが表れるということは、あるかもしれません。夏休み明け、突然おとなしく真面目だった子が茶髪に染めてきた。ビック...
わけのわからない「慣習」に苦しんでいるあなたへ転任したとき、「なに、それ」って疑問に感じること、いっぱいありますよね。他の学校では、そんなことしないよ、ってこと。わけのわからない慣習。「ねえ、なんで?」僕は、よく聞きます...
子どもたちに、自分の言葉が伝わっていないと感じたら…あなたは、子どもたちに伝えたことがうまく伝わらなかったことはありませんか?僕にはよくありました。朝伝えた委員会活動。明日の持ち物。今、言ったばかりの指示。それなのに、伝...
子どもたちにどんな目標を設定させますか?いつもテストで10点や20点という子がいます。もちろん、100点満点のテストですよ。さぁ、その子たちに次のテストの目標を決めさせてください。よくやりますよね。次のテストで何点取りた...
「sense」という言葉の意味を考える。「sense」はカタカナで書くとセンス。日本語だと、「センスがあるね」なんていうと、「素質がある」みたいな意味で使われますよね。「才能」とでも言いましょうか。ところが、この「sen...
無駄が多いほど、子どもの心は離れていくうまくいかない学級活動。うまくいかない授業。そんな教師の悩み。その悩みの原因は「話が長いこと」指示をした。説明をした。だけど、うまく伝わらない。すると、指示や説明を重ねることになりま...
「先生」という生き物は、よくしゃべる。僕もそうなのですが、先生という生き物はだいたいしゃべることが得意なようです。いえ、得意だと思い込んでいるようです。だから、ついついしゃべり過ぎてします。僕もそうなのです。わかっちゃい...
「先生は無くとも、生徒は育つ」「親は無くとも子は育つ」という言葉があります。僕は「先生は無くとも生徒は育つ」という経験をしたことがあります。もうずいぶん昔のこと。僕はサッカー部の顧問をしていました。朝から晩まで練習に励み...