ジャッジしないで受け止めて大人には、「こうでなければならない」という既成概念に合わせた「正解」が存在します。長く人生を生きてきた分、体にこべりついた体脂肪のように、こってり覆った常識ってやつです。ですから、大人が子どもと...
子どもが心を開いて話をしてくれないとき大人はどちらかと言えば「詰問」を好みます。「我が子に何を聞いても答えてくれません」なんておっしゃるお母さんは案外多い。思春期の子をもつお母さんならなおさら。「学校のこと聞いても 何に...
意図を手放して寄り添うことがスタートライン生徒指導をするとき、心がけていることがあります。それは、決して「あーしなさい、こーしなさい」と言わないことです。アドバイスはしませんただ問いかける。子どもたちに「しつもん」を届け...
学校の先生はしゃべりすぎる以前の僕は、『沈黙』を我慢することができませんでした。むしろ、「沈黙が怖い」と表現した方がいいでしょう。教育相談、保護者会、懇談会、生徒指導に、授業中。言葉で沈黙を埋めてしまう。沈黙が続くと、我...
ある女の子の悩み彼女はいつも一人で本を読み、寂しそうにしていたんです。そんな子、どこの教室にも一人くらいはいますよね。その子は、外国籍の女の子でした。僕は、そっと声をかけました。「学校、どう?」「つまらないです。 家の方...
正解がないことに悩むと苦しい子育てって本当に難しい。だって、正解がないのですから。正解がないものに悩むのは苦しいことです。だって、正解がないのですから。『えじそんママ』こと、岩室智子さんがいつもおっしゃられることがありま...
課題は自分の内側にしかない誰かのせいにして外側に犯人を探すんじゃなくてね、自分の中に課題を見つけて行く。すべての出来事は、自分を成長させるものだから。この子を成長させるものだから。大きな壁に出会ったら、「壁さん、ありがと...
問題の種は外側、根っこは内側悩んでいる子ってね、問題の根っこを自分の外側に探しがちです。でもね、外側には問題なんて起こってないんです。問題はいつも自分の中にあります。たとえば、あなたが同僚とのことで悩んでいたとします。周...
教えない授業のススメ授業中、僕はほとんど教えません。「教える」ということが、僕の考えを押し付けているように感じたからです。以前、教育センターから偉〜い先生がみえてね、こんなことを言われました。「先生自身がこの教材を どう...
だれが撒いた種でしょうか?以前、こんな先生に出会ったことがあります。彼は生徒の様子が落ち着いた学校に赴任したんだそうです。そのうえ、学級も複数担任で、あまり出番がない。そもそも生徒指導上の問題が起きないので、叱るようなこ...